同僚の体験

同僚の体験  00.3.6up

   これは、同僚の体験談になるのですが、
  今から15年ほど前の夏の事だったそうです。

   彼は、当時いわゆるサーファーをしていました。
  夜6時ぐらいまで、中間達とサーフィンをした後、
  砂浜から駐車場へ歩いていく途中
  海を見ていた一人の女性が立っていたそうです。

  たそがれ時で顔は判らないが、後姿からすると、
  かなり期待のできそうな感じだったそうです。

  みんなで軟派しようということになり、
  彼が声を掛けることになりました。
  「ねえ、彼女!」と、手を彼女の肩に掛けたらスカされたように、
  その手は空を切っていました。

  彼は、手を掛けた感触があったので、
  嫌がられてその場をどいてしまったと思ったそうです。
  しかし、その一分始終を見ていた仲間達は、
  彼女が突然消えたのを目撃したということです。