my song

my song

1.ネックの曲がったギター一本抱え
 この街に飛び出してきたけれど
 男が一人愛する町を捨てて
 この街に飛び出してきたけれど
 淋しすぎた心は悲しいと嘆き
 冷めきった瞳は涙さえ忘れた
 せめて故郷に届けと歌えど
 ビルの谷間でこだまするだけ
 
2.列車の響きに夢を信じたあの日の
 輝いた瞳もいつか忘れ
 小さく振るえて滲んだ文字の手紙は
 「待ってる」と恋人からの手紙
 酒におぼれた日々は心まで騙し
 金のために夢まで売ろうとしていた
 いつか街中に響くと信じて
 今は心に誓うこの歌