恋 時 雨

恋時雨

1.あんたと逢ったこの街 悲しい心騙して
 二人出会いの幻 追いかけていた
 何も知らずに過ごせば 幸せとやらも掴んで
 あんたの笑顔 こんなに寒くは無かった
 所詮あたいも女 哀しいくらい 愛されることを夢見てる
 あんた「ごめん」と笑う あたいしらけたふりで 一人涙をこらえてる

2.想いで売りの魔術師 今すぐ此処に来ておくれ
 あたいの中の涙を 思い出にして
 今夜一人の部屋には やるせない時間が待ってる
 瞳の先の窓には 都会の星たち
 所詮哀しいものね 男と女 お互いの傷を責めるだけ
 窓に雨がポツリ 秋の通り雨ね やがて上がるわ恋時雨

 所詮哀しいものね 男と女 お互いの傷を責めるだけ
 ほほに雨がポツリ 愛の通り雨ね やがて上がるわ この涙