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SMALLVILLE(スモール・ビル)
邦題:ヤング・スーパーマン
シーズン6.03Wither(枯れる)
クレーターレイク。
夜。
何台もの車が停まっていて、車の中ではアベックたちがいちゃついています。
その内の一台にクロエとジミーが乗っています。
クロエ:私たちここで何をしてるの?
ジミー:さあ、よく分からない
ここで気味の悪い何かが起きるっていう情報を手に入れたんだ
だからビックニュースになるかもしれないと思って
クロエ:気味が悪いって、私達だけで調査するつもり?
ジミー:その通り、分かってるだろ?
これはまだ秘密なんだ
もう少し説得力のある情報が必要なんだ
ジミーはクロエの肩に手を伸ばします。
クロエ:(それに気付き)私に何をしたいわけ?
ジミー:(慌てて)いやいやいや!
…あのさ!
してもいい?
クロエ:あのね、私達がインターンだった頃、密かに探った事があったけど
ジミー:それが…なに?
クロエ:それってどういうこと?
ジミー:オーケー、僕も本当に、つまり…本当にその通りだと
クロエ:あの時みたいに嫌だなって思ってないわ
でも今回はもう少しゆっくり探る事ができると思ったんだけど
ジミー:でもゆっくりだよ!
まあもっとゆっくりだ
僕が動くのさえ見えないぐらいに
二人はしばらく見つめあい、クロエからジミーにキスをします。
二人がキスをしていると、後ろの方で停まっていた車からアベックが降りてきます。
男:(女に)泳がないか?
女:水着を持って来てないわ!
男:僕もだよ…
湖まで競走だ!
女:オーケー。 Hahaha 。
アベックはクロエ達の車の脇を抜け森の方に走っていきます。
クロエ達はキスに夢中で気付きません。
突然女性の悲鳴が聞こえクロエはキスを止め目を見開きます。
クロエ:何?
あっちの方から聞こえたわ、さあ!
クロエは車から降りようとジミーに言います。
ジミー:(イヤそうに)
ああ、そうだな
見に行くべきだ、暗い森に
クロエ:行くわよ!
クロエは先に車を降ります。
ジミーも観念して車を降ります。
クロエは暗い森を懐中電灯を持って歩いています。
ジミーはその後を歩いています。
ジミー:誰がこんな森の中を歩くっていうんだ?
クロエ:多分湖に向かったんだわ
ジミー:いい考えとはいえないよ
電話をするべきだ
クロエ:おーい! 誰かそこにいますか?
ジミー:ダメだよ、もし相手が武器でも持ってたらどうする?
クロエは道に落ちているシャツを拾います。
さらにその先の木の根元に白いシャツを見つけます。
クロエがそのシャツを拾うとジミーはクロエの持っていた懐中電灯を代わりに持ちます。
クロエ:ありがとう
二人はそのシャツを懐中電灯で照らして見てから辺りを見回します。
クロエ:ここで裸かになったみたいね
クロエが広げていたシャツに赤い液体が落ちて染みになります。
二人は驚いた顔をします。
ジミー:それは…?
クロエは視線を上に上げます。
クロエ:大変だわ?
ジミーも懐中電灯を上に向けます。
木の枝には女性が血だらけになって目を見開いてこっちを見ていました。
女性は木の枝に引っかかっているのではなく、
百舌の早贄のように串刺しになって死んでいました。
ケント家。日中。
キッチンではマーサが招待状を見ています。
そこへクラークがやってきます。
クラーク:ボールからの招待?
マーサ:ええ、返事を出したの
レックスが出席を希望してね
クラークは冷蔵庫からリンゴを取り出しながら話します。
クラーク:メトロポリスから誰かが来るなんて想像できないな
ダーク・チュースデイで被害を受けた家族に
手を貸すために大変な時にさ
マーサ:私は二人で出るって答えたわ
クラーク:(乗り気しないで)
ありがとう、母さん
でも着ていくものがないよ
それに再会したい場所でもないし
マーサ:(溜息をついて)二人の事をどう思ってるの?
クラークはテーブルの上の新聞を手にします。
新聞の写真にはレックスとラナが車から降りる写真が掲載されていました。
クラーク:分からないよ
二人とも別人みたいだ
マーサ:私たちは前向きに進んで行く必要があるわ
それは、成長するか、ただ生き続けるか
クラーク:母さん、僕は失ったんだ
ラナ、父さん、ジョー・エル…
僕の事を他の人と違ったふうに見てない?
マーサ:色んな意味でね、クラーク
色んな事が今のあなたを作ったの
そしていつかあなたにふさわしい人が…
クラークはマーサの言葉を聞いて何か思っているようです。
レックスの屋敷。
書斎に女性(モニカ)が女物の衣装の掛かったハンガーを持って入ってきます。
レックスは携帯電話で話をしています。
レックス:その装置はもう知っている、Grohln博士
あなたの仕事はそれが何なのか調べることだ
報告を待ってる
そこへラナが入ってきて衣装を見ます。
レックスは気付いて携帯を切ります。
ラナ:これは何なの?
モニカ:(ラナを見て)あら、雑誌で見るよりずっと顔色がよさそうね
ラナはレックスに顔を向けます。
レックス:モニカだ、彼女は俺たちの慈善ボールのために
衣装を選ぶ手伝いをしてくれる
彼女が君の手伝いをしてくれるだろう
ラナ:(モニカに)来てくれて、ありがとうございます
でも服ぐらい自分で着られますから
レックス:なあ、ラナ!
俺は君に良かれと思って
ラナ:へえ、じゃあ言わせてもらうけど私は
レックスの次の彼女じゃありませんから
レックス:モニカ、席をはずしてくれないか?
モニカは部屋を出て行きます。
レックス:今朝の新聞を見たか?
なあ、ラナ、俺はカメラの前で育てられた
それが有害だという事は分かってる
13歳だった時、記者が寄宿学校の休み時間に俺を捕えまえた
そいつは母親の死についてどう感じるか聞いてきた
同級生の前で嫌がる俺にマイクを押し付けてな
それがお袋の死を聞かされた最初だった
ラナはその話を聞いて顔を曇らせます。
レックス:もし君がそうなったら、報道は俺達を別れさせるだろう
ラナ:じゃあ、今までのあなたの彼女達が離れたのは?
レックス:多分な
だが一度も彼女達にこの屋敷に
引っ越して来るように頼んだ事はない
ラナ:レックス、分かってるわ
あなたは自分に持てないものを切望してる
それで手に入れたらどうするの?
レックス:君に出て行って欲しくないため、何もしていないと言ったらウソになる
ラナ:だから私はあなたを信じるために自分自身と戦ってる
レックス:ラナ、君には時間も場所も与えている
なのに君が何を欲しているのか分からない
ラナ:あなたは?
レックス:俺達がただの同居人なんていう振りをするのはやめてほしい
ラナ:レックス、私はただ確証がほしいの
私はいつも人を信頼し過ぎた
レックス:いや!君はクラークを信頼し過ぎたんだ
君がそう言うならそうなんだろう
だが君は決定をしなければならない
クラークという影と戦うか
それとも俺と一緒にいるか
俺はあいつの失敗の二の舞はごめんだ
タロン。日中。
二階のロイスの部屋にクラークがやって来てドアをノックします。
クロエ:(ドアを開け)あら !
クラーク(中に入りながら)やあ!どうしてロイスと一緒に住むんだ?
クロエ:コーヒーショップの近くが精神的にいいんだ
でもね、大学が再開するまでよ
それに好意を無駄にはできないでしょ?
クラーク:気をつけた方がいいぞ
ロイスは人の物でも自分の物みたいに使うから
二人はソファに腰掛けます。
クロエ:その通りね…うん!
クラーク:それで、何が起きたんだ?
クロエ:あのね
死体を発見したんだ
松の木の上で、昨夜ね
男女のカップルで、女の子の方は切り裂かれて
男の子の方は悲鳴を上げてた
クラーク:君は彼が彼女を殺したと?
クロエ:私はあんな若い男の子が
そんな事するなんて思わない
あの手口は、「正常」とは言えないわ
クラーク:それはどういう意味だい?
クロエ:5分で人を木に串差しできるなんて
人間の力じゃ無理だって事
クラーク:男がクリプトナイトに感染してたら?
クロエ:それが唯一の情報ね
男の方はまだ行方不明よ
クラーク:君はそこで何をしてたんだ?
その時、キッチンの方からジミーが出てきます。
クロエの視線に気付いてクラークは振り返ります。
ジミー:どうしたんだい、CK?
ジミーはにこやかに挨拶します。
クラークは二人が付き合っている事を悟ってクロエに苦笑いをします。
ケント家。日中。
キッチンでロイスがノートPCを前にしてメールの確認をしています。
差出人はインクイズター(タブロイド誌)で、件名には「Re.Re仕事を探しています」となっています。
本文には「まだ仕事を探していますか?」と書いてあります。
ロイスが返事の入力をしていると勝手口がノックされます。
ロイスが振り返ると表にラフな格好をしたオリバー・クイーンが立っています。
ロイスはメールの送信を終えると立ち上がって勝手口のドアを開けます。
イケメンのオリバーを見たロイスはハッとします。
ロイスは目の前にいる青年がクイーン産業の社長だとは知りません。
オリバーもロイスを見て一瞬目を見張ります。
ロイス:こんにちは!
オリバー:どうも
オリバーは封筒をロイスに手渡します。
ロイスは封筒の印刷された社名を見て喜びます。
ロイス:クイーン産業
強い向かい風を捉えたのね
ケントさんは何週間もこれを待ってたんだ
ありがとう
オリバー:どういたしまして
オリバーはロイスに見とれ素敵な笑顔を浮かべ続けています。
ロイス:ああ、そうだ、
ごめんなさい
ロイスはポケットから紙幣を取り出します。
ロイス:そういう顔をしてるって事は
お金持ちの使い走りって事ね、ほら
ロイスはオリバーに紙幣を差し出します。
オリバー:ありがとう、でも…これは?
ロイス:チップよ
オリバー:チップって?
(自分が勘違いされていると悟って)
そうか
ロイス:あんまりあげられないけど
オリバー:聞いてくれないか…
ロイスはオリバーの言葉を最後まで聞かずにドアを閉めてしまいます。
オリバーは受け取ったチップを見て苦笑いしながら行ってしまいます。
ロイスがPCの前に戻ると二階からマーサが降りてきます。
マーサ:誰か来たの?
ロイス:ええ、クイーン産業がついに受け入れましたよ
ロイスはマーサに封筒を渡します。
封筒を受け取ったマーサはクイーン産業の名前を見て尋ねます。
マーサ:これを持ってきた人は?
ロイス:持って来た人?
ああ、チップを渡して帰ってもらいましたけど
マーサは慌てて勝手口のドアに行き表を見ますが誰もいません。
ロイスのところに戻ります。
マーサ:ハンサムで魅力的な彫りの深い笑顔が素敵な人?
ロイス:ケントさん
使い走りに興味があるんですか?
マーサ:あなたは立ち寄ってくれた億万長者の社長と
金銭的援助について話をする事を予定してた?
ないわよね、ロイス、私もよ
彼と会う予定はなかった
そしてもうそんな機会はないでしょうね
ロイスはさっきの青年がオリバー・クイーンだと知って苦笑いをします。
ロイス:オリヴァー・クイーンだったんですか
事件のあった森の中。
日中。
クロエとクラークが調査のためやってきますが、既に保安官達が着て捜索していました。
クロエ:ごめん、もう捜索隊がでてる
あと1時間もすれば警察がここに来るわ
クラーク:クロエ、どこで死体を発見したんだ?
クロエ:ちょうど道を上って
約4分の1マイルよ
クラーク:オーケー
クラークは超スピードで森の奥へと消えていきます。
クロエ:後で会いましょ
クラークは現場に到着します。
既に黄色いテープが張り巡らされていました。
すると後ろから女性(グロリア)が声を掛けてきます。
グロリア:ここは立ち入り禁止よ
クラーク:すみません
あー、僕は…捜索隊の者で
クラーク・ケントです
グロリア:グロリア、パーク・サービスよ
もう何か見付け出した?
クラーク:いえ、何も
あなたは?
グロリア:まあ…森は広いし
たくさんの緑があるし
クラーク:一人で働いていて寂しいでしょう
近くには誰もいないし
グロリア:いいえ…
私がそれが好きなの
以前に会った事があるかしら?
クラーク:記憶にはありませんね
それであなたは…一人でこのエリアを捜索したんですか?
グロリア:2時間ほどね
ここには何もなかったわ
クラーク:もっと探さないといけないな
クラークはX線ビジョンを使って辺りを見回します。
先の茂みの中に人の姿を見つけます。
クラーク:いたぞ、助けださないと
クラークは駆け寄って上を覆っていた木の枝を取り除きます。
そこにクロエが走ってやってきます。
クロエ:クラーク、どこにいるの?
クラーク:こっちだ
男はツタに包まれるように横たわっていました。
ツタの隙間から見える男の目が開きます。
クラーク:生きてるぞ!
クラークはツタを取り除こうと掴みます。
しかしクラークはツタの棘で手を刺し血を流します。
クラークが驚いて手の平を見ているとクロエがそれを見て驚きます。
クロエ:大変!
クラーク、血が出てるわ
手の平の傷は直ぐに治ります。
スモールビル・メディカルセンター。
日中。
先ほどの男性がいる病室。
男は意識不明状態で横たわっています。
そこへクロエ、クラーク、ジミーの三人が入って来ます。
クロエ:時間があまりないわ
母親がカフェテリアにいる
クロエはベッドに近づきベッドにかけてあるカルテを確認します。
クロエ:うわーっ! かなり重症ね
ジミー:木の上にいた彼女に比べれば悪くないさ
クラークは傍に設置されているレントゲン写真を見ます。
クラーク:おい、彼の肺の中にあるのは何だ?
肺のレントゲン写真に写っているのは不可解なものでした。
クロエは近づいて見ます。
クロエ:何だろう?
ジミーは持ってきたカメラでフラッシュを焚いて撮影します。
クロエ:ジミー !
ジミー:えっ?
クロエはジミーを睨みつけます。
ジミー:新聞に掲載してみんなに警告しないと
クロエ:まだ何なのか分からないのよ
クラーク:その通りだ
気味の悪いレントゲン写真だけじゃ証拠にはならない
ジミー:もし発見した時、僕が一緒だったら
もっといい写真が撮れたんだけど
クロエ:私が電話したとき
あなたはメトロポリスに帰る途中だったでしょ
森が嫌いなのは知ってるわ
ジミー:(慌てて)いや、森が嫌いだって?
僕の彼女が森の中で何かが起きるのを黙ってみてられないよ
クロエ:(ニヤついて)彼女?
ジミー:違うの?
クラーク:なあ、今はそんな場合じゃないだろ
ジミー:ああ、その通りだった、C.K
僕はもう少し探ってみる
だからまた後で…
クロエ:オーケー
ジミーは病室から出て行きます。
クラーク:彼は燃え上がるタイプ?
クロエ:(嬉しそうに)彼の発想はすごいわよ
二人も病室から出て行きます。
クロエ:手はどうなった?
クラーク:治ったよ
クロエ:ライトサーベルでもないのに疑問ね
鋼鉄の皮膚なのに
あんな小さな蔓がどうして?
クラーク:分からない、でもクリプトナイトじゃないと思う
クロエ:知り合いの植物学の教授に蔓のサンプルを送ったわ
もし隕石じゃないとしたら他に何が考えられる?
クラーク:あの土地がルーサー土地の近くだと知ってるだろ
ちょうど近くに温室があるんだ
そこから始めた方がいいだろう
クロエ:私を悪の提唱者と呼んでもいいけど、クラーク
レックスに対して敵意を向けるのは得策じゃないと思うけど?
クラーク:クリプトン人の船を持っていたんだ
ゾッドに乗り移られたこともある
この星を破壊する事も知っていた
もしそれを忘れてなかったら
クロエ:分かったわ、ただ私はあなたの意思が確認したかったの
レックスの温室。
日中。
クラークは誰もいない温室に入ります。
温室内は胡蝶蘭など色んな熱帯系の植物があります。
その一つに手を伸ばし蕾のようなものを取り中をあけます。
中には種が詰まっていました。
クラーク:種
突然温室の奥の方からレックスの声が聞こえてきます。
レックス:お前が美し物に関心があったとはな
クラークは声のした方に振り向くとレックスが立っていました。
レックス:(近づいて)それはラテン語でPermasonus Fossusという名前だ
暗い自然さに合わない美しさだ
クラーク:植物にも実験をしていたのか?
レックス:(鼻で笑って)
俺は全て適者生存に帰着すると思っている
違うか?
クラーク:奇妙な蔓がロング・パインに突然生えてきた
それが人を襲っている
レックス:だから俺を疑ってここに来たのか?
俺は植物と一緒にこの星と共に再び生きるんだ
悪いが、クラーク
俺にはもう悪意はない
ラナのおかげかも知れない
クラーク:彼女は君には言葉を合わせない、レックス
レックス:お前と違って俺はウソはつかない
だから彼女もそうする
クラーク:君は自分が変わったとウソを付いている
でもラナはそれを見抜くぞ
本当の君が何者なのかをな
レックス:俺の家に予告もなく現われるのはもうお終いだ
もうお前を歓迎していない
お前は自分の道を見つけろ
クラークは温室を出て行きます。
タロン。日中。
クロエが帰ってきて二階へ階段に向かうと、階段のところにラナが座って待っていました。
クロエ:あら !
ラナ:ハイ
ラナは立ち上がってクロエに近づきます。
ラナ:寮から急いで出て行ったから
あなたの物を少し持って行っちゃって
クロエ:ありがとう
ラナが箱を差し出すとクロエは中から使いかけの消しゴムを取り出します。
クロエ:ああ、無くしてたと思ってた
半分噛んだ消しゴム
(レシートのような物を取り出し)
そして図書館の本よ
2週間も返却期間が過ぎてるわ
ラナ
ラナ:実はあなたと話したくて来たの、弁解を
クロエ:聞くわよ
2階に行きましょう
二人は階段を上がってロイスの部屋へと向かいます。
中に入るとラナは室内を見回します。
ラナ:ここに住んでいた時からここが落ち着くわ
クロエ:ええ、不規則に広がった17世紀の大邸宅よりいいでしょ
ラナ:まあね
クロエはカウンターに行きます。
ラナ:実はあそこではどちらかと言うと混乱してるの
クロエ:水は?
(ペットボトルの水を渡して)どうぞ
ラナ:レックスは私がまだクラークの事を引きずってると思ってる
クロエ:三角関係だって思ってるわけね
ラナ:クロエ、私、嫌な感じがするの
もし私がレックスと一緒にいたら
自分が無くなってしまう気がして
クロエ:ラナ
もしあなたが彼を信頼しないなら
その関係は変化しないわ
ラナ:私の信用問題を他の皆のせいにするのは当然よ
そして事実…私自身が一番信頼してない
私は…いつも正しい判断をしてなかたって思ってる
そして間違ったと悟った時
その時にはもう自分を取り戻すには遅すぎてる
クロエ:ラナ、レックスがあなたにとって
正しい人なのかどうか分からない
つまり、彼は確かに私の最初の選択じゃなかった、でも…
彼は私のリスト上にさえいないわ
あなたはただ水辺に座って幸せな人が
水を掛け合ってるのを見る事ができない
結局あなたはヒレを伸ばして
飛び込まなきゃいけないの
森の中。日中。
ジミーが写真を撮りながら森の奥へと歩いています。
途中でガサガサと何かが動く音が聞こえジミーは驚きます。
用心していると後ろに気配を感じ振り向きます。
そこにはグロリアが立っていますした。
ジミー:(飛びあがって)
うわーっ!
ビックリしたじゃないか
グロリア:(笑顔で)ここが一番安全に感じる唯一の場所よ
ジミー:いやいやいや!安全じゃない
怖い場所だ
グロリア:何が?
ジミー:彼女が…
あー、写真をとってもいいですか
彼女のために…
グロリア:あなたのお好きなように
ジミー:彼女が僕の記事を落としたから…
あなたはこの辺で気味の悪い蔓を見ましたか?
グロリアはジミーに近づき彼の顔を触ります。
グロリア:そうねあなたの探しているものを見つけるのを手伝ってあげられるわ
ジミー:あー…よく知らないんですが…
本当によくは…でも…
彼女が言うには…
グロリアは突然怒ったようにジミーを突き飛ばします。
ジミーは後ろに突き倒されます。
グロリア:私はあなたの彼女になりたくないわ
ジミー:だったら何を?
グロリアは倒れているジミーに馬乗りになります。
グロリア:あなたを私で包み込みたいの
そう言うとグロリアはジミーのクビを押さえつけます。
すると地面からツタが生えてきてジミーを押さえつけます。
更に太目のツタがジミーの口の中に飛び込みます。
クロックタワー。
日中。
オリバーは部屋で上半身裸で逆立ちをしています。
すると女性秘書の声が聞こえてきます。
秘書:お嬢さん、そこはダメです!
ロイスは追いかけて制止する秘書を無視して室内に入ってきます。
ロイスはフルーツバスケットを持っています。
秘書:すみませんクイーンさん
この女性がアポイントメントがないのに
オリバー:かまわないよ
彼女はいいんだ
ロイスはオリバーの前にバスケットを置きます。
オリバーは逆立ちを止めロイスの前に立ちます。
ロイス:ヨガの精神力を過小評価してたわ
オリバー:仕事に結びつくかと思ってね
ロイス:…それはあなたの感?
オリバー:君の失態のお詫びか、君の上司からの命令かい?
そうだろ?
言いたくはないが
フルーツバスケットを持ってくるとは思ってなかった
オリバーはバスケットを手に取るとテーブルに行きます。
ロイス:はい、クイーンさん
あなたの推測通りです
忙しい中来て頂いたのに
私は謝罪に来ました
オリバーはバスケットから小さな入れ物を取り出します。
オリバー:ピーナッツか?
僕はアレルギーなんだ
ロイス:(受け取りながら)覚えておきます
あの、マーサ・ケントは上院議員です
そしてもし私のせいで…
彼は今度は青リンゴを取り出しロイスに突きつけます。
ロイス:子供時代のトラウマなの?
オリバー:お腹はすいてない?
違う、そうか
オリバーはソファーに座ってナイフでリンゴをスライスしながら食べます。
ロイス:あの、先日、非常に失礼な態度をとった事を
謝罪に来ました
もしマーサ・ケントに対してそう思ってるなら
素晴らしい女性と一緒に仕事をする機会を逃しているのはあなたの方です
オリバーは何も言わずリンゴを食べ続けます。
ロイス:そうですよね…
私が意見するなんて早すぎましたね
ロイスは踵を返し帰ろうとします。
オリバー:(座ったまま)レインさん!
オリバーは立ち上がってロイスに近づきます。
ロイスは振り返ります。
オリバー:もし君が僕の注意を引きたいなら
レックス・ルーサーの舞踏会に僕と一緒に来たらどうだい?
ロイス:私に恥をかかせたいと思ってるんでしょうけど
遠慮しておきます
オリバー:もしマーサ・ケントが君の言うような人なら
こんな数分の遣り取りよりずっと確かだと思うがな
ロイス:衣装を持ってないわ
オリバー:衣装を持ってないか
オリバーは後ろの机から白い箱を持ってきてテーブルに置きます。
ロイス:そんな !
テレパシーね
オリバー:これをどうぞ
ロイスが箱に手を伸ばそうかどうか迷っていると彼は手でどうぞと合図します。
ロイスは恐る恐る箱を開けます。
中には紺色のドレスが入っています。
ロイス:私のサイズだわ
(オリバーを見て)
クイーンさん
私の事を調べまわったんですか?
オリバー:僕は人を見る目には自信があるんでね
スモールビル・メディカルセンター
待合室にクロエとクラークがいます。
二人は歩きながら話しています。
クロエ:あなたが正しかったわ
彼の体の中の物は種よ
1時間後に手術になるわ
クラーク:知り合いの教授からは?
クロエ:種の識別はできなかった
でもDNAを調べる事ができたわ…
地球外のかどうか、あなたなら分かるかと思って
クラーク:エイリアンのって事か?
どうやってここに着いたんだ?
クロエ:分からない
でも土の中で発芽するんじゃなくて
人間の体を栄養源に成長するの
突然、礼の青年の部屋から看護婦の悲鳴が聞こえてきます。
部屋から看護婦と看護士が飛び出してきます。
看護婦:彼の母親を探して!
私はコード・レッドを
看護士は母親を探しに行き、看護婦も別方向へと走り去ります。
クロエとクラークは病室へと向かいます。
心電図計などがアラームを鳴らし続け、
部屋の中は壁も天井もツタで覆われていました。
ツタは青年の胸を突き破って生えてきていました。
クロエ:大変!
二人は病室を出て廊下を歩いています。
クラーク:止めないと
クロエ:ダメよ、クラーク
あの植物は雌株で、女で性別を持ってるの
クラーク:だから男が必要で
彼女が殺された理由なのか
すると廊下の向うから救急隊員たちがストレッチャを押してやってきます。
台の上には遺体保管袋が載せられていました。
救急隊員:通ります!今朝発見されたロングパインのパークレンジャーです
クラーク:(隊員に)すみません
その人が誰なのか確認してもいいですか?
救急隊員は袋のチャックをあけます。
クラーク:すみません、違いました
知ってるパークレンジャーじゃありません
救急隊員:セリーヌ・アダムス、28歳
先週失踪したんです
郡ではただ一人の女性パークレンジャーでした
救急隊員はストレッチャを押して去っていきます。
クラーク:グロリアだ
クラークはクロエに向き直ったかと思うと超スピードで走り去ります。
館内放送:アテイション・プリーズ!
緊急事態発生
全員待機をし次の指示に従ってください
クロエは先ほどの病室に向かいます。
病室を覗いたときツタがコンセントの穴に入り込もうとしてショートします。
クロエは驚きます。
館内放送:非難するエリアでは
全ての訪問者も病院関係者も
建物から非難してください
全患者さんは待機場所で待っていてください…
クロエはコンセントでショートしたツタを掴みます。
ツタは焼け焦げ手で握り潰すと簡単に崩れてしまいます。
クロエは何か思いついたような顔になります。
森。日中。
クラークはグロリアを探しに森の中にいます。
クラーク:グロリア!
クラークの背後からグロリアが声を掛けてきます。
グロリア:また会えると思ってたわ
クラーク:(振り返って)君は何者だ?
グロリア:私はただの自然を愛する者よ
クラーク:君は人間じゃない
この星の者でもない
グロリア:ええ
でも私はここが気に入ったわ
クラーク:元の場所に帰るんだ!
直ぐに!
グロリア:できないわ
私の世界はなくなってるから
パラダイスだったのに
それは青々とした緑でいっぱいの
生命に満ち溢れていた
でも建物が森に取って代わった
自然のバランスを乱したの
だから私はそれを修正しようとしただけ
クラーク:他の命を犠牲にしてか?
グロリア:彼らも私を理解しなかった
私を犯罪者だと烙印を押した
そして何もない不毛の地に拘束したの
クラーク:ファントム・ゾーンか
グロリア:前にあった事があると思ったけど
あなたがゲートウェイを開いたクリプトン人ね
クラーク:どうして知ってるんだ?
グロリア:そこにいたもの
野蛮人が女性を襲ってたわ
クラーク:ラヤだ
グロリア:そしてあなたがゲートウェイに触れたら真っ白になって
私みたいなのは一人じゃないわよ
クラーク:僕のようにここに順応する事を学べたはずだ
グロリア:私が何をしていると思ってるの?
手近かに資格のある相手がいっぱいいるわ
私は美しさを広めるのを待つだけ
この匂いが分かる?
クラーク:やめるんだ!
グロリア:誰に言っているの?
突然クラークの後ろからツタが伸びクラークを一瞬で絡めとります。
クラークは十字架に貼り付けられたようにツタで縛り上げられます。
グロリア:私は自然を変える事はできないわ
そして誰も、もう一度私を捕らえる事はできない
グロリアはニヤリと笑うと踵を返し去っていきます。
クラークがツタに締め上げられながら下を見るとジミーがツタに囚われていました。
そしてクラークは気を失います。
パーティー会場。
会場内は薄暗く大勢の人達が仮装していました。
舞台にはバンドがいて皆に話しかけます。
歌手:ようこそダーク・チュースデイの犠牲者のためのチャリティ舞踏会へ
レックス・ルーサーの変わりに皆さんの寄付に感謝します
そして大惨事で被害を受けた方達に支援を
それでは歌います
Music:~ The All-American Rejects - It Ends Tonight ~
スローテンポの歌が始まるとそれぞれのカップルはチークダンスを踊りだします。
そのみんなの間を縫ってレックスがやって来ます。
レックスの衣装は中世時代の騎士の格好です。
レックスは辺りを見回し誰かを探しているようです。
すると入口の方から王妃風の白いドレスを着たラナが入ってきます。
ラナはレックスを見つけ彼に近づきます。
レックス:来てくれて嬉しいよ
ラナ:私もよ
レックス:俺は皆を怖がらせたと思っていた
ラナ:もう少しいい作戦を立てないとね
二人は笑顔で見つめあい、群衆の中に消えていきます。
群衆の中をロイスとオリバーが歩いています。
ロイスはオリバーが用意した中世時代のドレスをまとい、
オリバーは緑色のロビンフッドの衣装にアイマスクを掛けています。
ロイス:それでこのパーティーで何が分かるの?
オリバー:いや、レインさん、正直言って計算ミスだった
ロイス:それは今晩のために見立てたレッグウェアの正直な意見ね
オリバー:随分早口なんだな
それが非常に魅力的だと思うけど
ロイス:あなたの震え声は、陽気な緑の山賊に似合わないけど
あなたの富は自分で作ったの?
色んな盗みでもして
それとも銀メッキかしら?
オリバー:親からのものだ
そして、あー…受け継いだんだ
両親が死んだときに
ロイス:そういう事を聞くつもりはなかったんだけど
でもタイツは脱いだほうがいいわ
そこへレックスたちがやって来ます。
レックス:(オリバーに)そして君はチュチュを着た方がいいな
オリバー:レックス・ルーサー
それと彼女か
彼は誇張しすぎる
レックス:(ラナに)ラナ、オリバークイーンだ
昔一緒の学校に行っていた
オリバー:昔のギャング話でもするか?
レックス:(少し嫌そうな顔になり)
パーティーを楽しんでくれ
レックスはその場を後にします。
オリバー:(その後姿に)楽しんでるよ
ロイス:もし友だちなら、私は敵に会うのは嫌だわ
ロイスが辺りを見回すとマーサを見つけます。
ロイス:(近づいて)ケント上院議員!
あちこち探したんですよ
会って欲しい人がいるんです、オリバー・クイーンに
マーサ:クイーンさん、やっとあなたに会えて嬉しいわ
オリバー:私もですよ
ロイスがあなたの方針を話してくれました
後で話し合いましょう
私がどのようにあなたに手助けできるのか
マーサ:まあ、楽しみだわ
ありがとうございます
オリバー:ロイスに感謝してください
彼女はとても説得力がありましたよ
森の中。
クロエがクラークを探しに来ました。
クロエ:クラーク!
クラーク、私一人じゃ見つけ出せないわ!
手伝ってよ ! どこにいるの?!
クラーク!
クラーク:クロエ!クロエ!
彼女が後ろを振り向くとクラークがツタに絡め取られているのを見つけます。
クロエ:大変!
クラーク!
クロエは手にしていたスタンガンをツタにあてスイッチを入れます。
ツタはクラークを解放します。
クラークは地面に放り出されクロエは抱きかかえます。
クロエ:ねえ、クラーク!戻って来て!
1カ月で2回もあなたを失う事はいやよ
クラークは体力を取り戻します。
クラーク:もう大丈夫だ
どうやったんだ?
クロエ:生物学の基礎よ
電気による酵素の変性
クラーク:あそこにジミーがいる助けないと
クロエ:ジミーが!
クラークは立ち上がってジミーのいる場所に駆けます。
クラーク:あっちだ
クロエ:彼をさがさないと!
ツタの中にジミーがいます。
クラーク:グロリアが屋敷に向かっている
クロエ:行って! ジミーは私が助ける
行って!
クラークは超スピードでその場を後にします。
温室。夜。
中では管理人の男とグロリアがいちゃついています。
男は上半身裸で、グロリアは男の体を撫で回しています。
男:それでターザンとパークレンジャーはお互い野生が好きなんだな
グロリア:そして蔓の上で揺れているの
そこへクラークがやって来ます。
クラーク:そこまでだ!
男:あんたは一体誰だ?
クラーク:あなたは外に出てください!
男は温室の奥へと慌てて行ってしまいます。
グロリア:クリプトン人!
常に忌々しい存在だ
クラーク:君は帰る事ができず、僕は君を居させるわけにはいかない!
どうすればいい?
グロリア:多分自然が決定するわ
グロリアはクラークを平手打ちします。
クラークは温室の端へと吹き飛ばされます。
グロリア:あなたが私をファントム・ゾーンから出したのよ、クラーク
それがこんな事になって残念だわ
グロリアが手を伸ばすとツタが伸びてきてクラークを締め上げます。
クラークは天井にある火災感知器をヒートビジョンで作動させます。
スプリンクラーが動き出し水が振り注ぎます。
水は照明器具に掛かり電気が水を伝わってグロリアとツタに掛かります。
感電したグロリアとツタは消滅してしまいます。
森の入口。夜。
救急車がやってきていて救急隊員がストレッチャーでジミーを運んでいます。
クロエ:彼の中に電気で枯れる種があるのよ
救急隊員1:君は正気じゃない!
クロエ:お願い!聞いてよ!
除細動器を使って、じゃないと死んじゃう
救急隊員1:心拍停止状態じゃないんだ
必要ない!
救急隊員2:下がって!
ジミーは救急車に載せられます。
クロエも乗り込みます。
彼女は除細動器を見つけスイッチをいれジミーの胸を開きます。
それに気付いた運転席に座っている救急隊員1が振り向きます。
救急隊員1:おい! 何をする気だ?!
クロエ:下がってて!
クロエはパドルを救急隊員に向け制止します。
救急隊員2も後部ドアを開け中を見ます。
クロエ:火傷するわよ
クロエはジミーに向き直ります。
クロエ:お願い、彼を殺さないで
クロエはパドルをジミーの胸にあてスイッチを入れます。
ジミーはショックで跳ね上がります。
ジミーは息を吹き返し目を開けクロエを見ます。
ジミー:僕を叩いた?
クロエ:(嬉しそうに)ええ
Music:
~ James Carrington - Ache ~
タロンの裏。夜。
オリバーはロイスを送って歩いています。
オリバー:今晩は君の意志に反して楽しんでたよ
ロイス:ふーん、私がそうさせたから?
オリバーはロイスを抱き寄せます。
オリバー:キスをしてもいいかな?
ロイスはオリバーの腕から離れます。
ロイス:うーん、あのね…
女はねその気にさせる何かに惹かれるの
オリバー:それがキスじゃだめかい
ロイスはオリバーの唇を人差し指で押さえます。
ロイス:賭けをしましょ
ロイスは通りの向うにあるダストボックスの上にあるジュースの空き缶を見つけます。
ロイス:その矢であのカンを打ってみて
そしたらいいわよ
オリバー:(目を瞬きさせ)簡単だろ?
ロイス:難しいわよ
オリバー:やってやるさ
オリバーは車に戻り弓矢を持ってきます。
弓矢は競技用ではなくごく普通の昔ながらの物です。
ロイス:いいわよ
オリバー:やるぞ
オリバーは空き缶に狙いを定めます。
しかし少しニヤリとすると少し上を狙って矢を放ちました。
矢は空き缶には当たらず直ぐ真上の壁に突き刺さります。
オリバーは満足そうな笑みを浮かべます。
ロイス:次に期待ね、フッドさん
ロイスはタロンの裏階段を上がっていってしまいます。
オリバーは自分の放った矢をじっと見ています。
壁に刺さった矢には空き缶のプルタブがクルクルと回っていました。
レックスの屋敷。
レックスとラナは廊下を歩いています。
レックス:これは確かに最初の夜だな
ラナ:どんな?
レックス:噴水の前で踊ったのは初めてだ
そしてこういう感じも初めてだ
「満足」だったのは
二人は書斎に入ります。
ラナ:私は「幸せ」って言うのかと思ってた
レックス:あー、幸せとは陶酔感だ
脳に起こる科学反応だ
だから新婚旅行が終わると現実とのギャップに失望し失敗する
ラナ:へえ! あなたってそんなに夢想家だったの?
レックス:今までの女性は誰もそんな事は言わなかったな
君は他の誰とも違う
ラナ:うーん、気をつけて
私にとって満足は危険に近いから
レックス:だから俺の悪知恵が働く
それで何が君の心を変えたんだ
今晩俺の腕をとってくれたのは
ラナ:生きる事
生る事を望むわ
ラナはレックスの仮装していた鎧を脱がせます。
レックス:何をしてるんだ?
更に下に着ていたシャツも脱がせると、ラナは自らレックスにキスをします。
二人は濃厚なキスをむさぼりあいます。
一旦離れるとレックスはラナのドレスを脱がせ再びキスをします。
ケント家、納屋。
クラークは屋根裏で床に座って野球のボールを壁に投げて、
一人キャッチボールを面白くなさそうにしています。
おしまい