1 00:02:08,190 --> 00:02:10,590 何を聞いている? 2 00:02:11,690 --> 00:02:13,920 私のお気に入りの曲。 3 00:02:26,300 --> 00:02:28,540 あなたの名前は? 4 00:02:31,080 --> 00:02:33,110 そんな事どうして? 5 00:04:14,040 --> 00:04:16,200 ハウスキーピング。 6 00:05:23,260 --> 00:05:25,610 ルーサー氏はノーコメントです。 7 00:05:26,410 --> 00:05:28,510 何も言わないでください。 8 00:05:30,980 --> 00:05:34,720 皆さん、私は今、私のクライアントは ノーコメントだと言ったはずですが? 9 00:05:34,720 --> 00:05:40,310 億万長者のレックス・ルーサーは 本日五百万ドルの保釈金を支払、保釈されました。 10 00:05:40,410 --> 00:05:45,230 しかし若い女性の遺体はまだ誰なのか 分かりませんが、 11 00:05:45,260 --> 00:05:48,550 彼は依然として容疑者であることに 変わりはありません。 12 00:05:51,140 --> 00:05:54,800 それじゃ、教えてくれませんか、 どうして裸で血まみれでいたのか、 13 00:05:55,250 --> 00:05:57,140 そして全く知らない女性の遺体の傍で寝ていたのか? - 彼女を殺していない。 14 00:05:57,290 --> 00:06:01,980 そんな事は聞いてませんよ。 レックス、あなたが私を雇っているのは 無罪を証明することでしょ。 15 00:06:02,000 --> 00:06:05,700 だから私に正直に話してください。 16 00:06:06,540 --> 00:06:09,100 - あなたは昨夜飲んでいましたか? - ああ。 17 00:06:09,190 --> 00:06:12,680 ホテルのパーティーでな。 シャンペンを飲んだ。 18 00:06:12,760 --> 00:06:15,810 - 薬を盛られた可能性は? - まあ、それはないだろう。 19 00:06:15,890 --> 00:06:20,390 まあ、もしあなたが薬を飲んでいたら 血液検査で分かるでしょう。 20 00:06:20,440 --> 00:06:24,560 それまでにこの女性について思い出せる 限りの事を思い出してみましょう。 21 00:06:25,610 --> 00:06:27,320 分かった。 22 00:06:30,430 --> 00:06:33,470 彼女はピンクのMP3プレーヤーを持っていた。 23 00:06:33,990 --> 00:06:37,840 -一緒に聞いたんだ。 - それは、証拠のリストには載っていない。 24 00:06:37,850 --> 00:06:41,420 あなたは彼女がホテルでそれを 持っていたと断言できますか? 25 00:06:43,260 --> 00:06:48,050 - あー、申し訳ありません、コリン。 DAからです。 - ありがとう、シャノン。今行く。 26 00:06:48,750 --> 00:06:52,800 あなたはここにいてください。 報道陣が集まってます、 27 00:06:52,880 --> 00:06:55,440 あなたは何も言わない方がいいわ。 28 00:06:55,450 --> 00:06:58,250 仕事が必要だ。 29 00:06:58,350 --> 00:07:03,300 今はあなたの手助けは必要ありません、レックス。 ハグして欲しいなら母親でも呼んでください。 30 00:07:05,610 --> 00:07:08,530 - レックス。 - クラーク。 31 00:07:09,420 --> 00:07:12,540 ニュースで俺の愚行を見たのか? 32 00:07:12,590 --> 00:07:15,860 - 大丈夫なのか? - それほどよくはないな。 33 00:07:15,890 --> 00:07:20,280 - お前が友人としてここに着てくれたと思ってるよ。 - 君がやったんじゃないんだろ。 34 00:07:23,410 --> 00:07:25,950 俺はオペラであの女に会ったんだ。 35 00:07:26,040 --> 00:07:29,740 彼女をホテルに連れて行った。 だが彼女を殺してなんかいない。 36 00:07:30,180 --> 00:07:31,900 彼女は誰なんだ? 37 00:07:32,310 --> 00:07:35,600 - 知らない。 - 待ってくれ、君は彼女と一夜を共にしたんだろ。 それなのに名前も知らないのか? 38 00:07:35,660 --> 00:07:40,650 こんな事は一度もなかった。 一目ぼれってやつだ。 39 00:07:41,000 --> 00:07:44,420 その事に関しては悪いと思ってる、 だが殺してはいない。 40 00:07:44,620 --> 00:07:48,840 - 親父がやったんだ。俺を嵌めたんだ。 - お父さんは刑務所に入ってるじゃないか。 41 00:07:48,880 --> 00:07:52,020 そんな事があいつに関係があると思うか? 42 00:07:52,070 --> 00:07:57,090 帰ってくれ、クラーク。 これ以上この問題に関わるな。 俺を信じろ。 43 00:08:24,930 --> 00:08:28,040 Je vais dormait seulement un peu。 (しばらくの間眠りに着くだけよ) 44 00:08:28,070 --> 00:08:33,270 伯爵夫人マルガリット・イソブル・セロー。 お前たちは闇の印と魔術を使った罪だと裁決された。 45 00:08:33,350 --> 00:08:39,970 神に対する侮辱のため、私はここにお前たちを 地獄に送るため火あぶりの刑に 処すことを宣告する。 46 00:08:41,010 --> 00:08:45,620 Tu m'as trahis Isobel, maintenant tu vas mourir. (私を裏切った報いよ、イソブル。 だからここで死ぬ事になるのよ) 47 00:09:19,460 --> 00:09:21,880 クラーク、来てくれてありがとう。 48 00:09:21,980 --> 00:09:23,730 君に会えてうれしいよ。 49 00:09:38,510 --> 00:09:42,750 レックスはどうだね? 前に連絡をしようとしたが私とは 話したくないようだ。 50 00:09:42,830 --> 00:09:45,170 彼はあなたが彼を嵌めたと思っています。 51 00:09:46,370 --> 00:09:47,760 そうなんですか? 52 00:09:49,700 --> 00:09:52,760 - いや、クラーク。 - どう信じればいいんですか? 53 00:09:52,790 --> 00:09:55,860 君がそう思うのも無理はない。 54 00:09:57,050 --> 00:10:01,490 聞いてくれ。 私は病気だった、クラーク。 55 00:10:01,550 --> 00:10:06,220 私の肝臓病は不治の病だった。 56 00:10:06,720 --> 00:10:11,250 だが何かが起こった。 うまく説明できないがな。 57 00:10:11,280 --> 00:10:16,250 私は床の上で目を覚ました。 暴動が起きていた。 58 00:10:18,400 --> 00:10:21,750 私は…感じた… 59 00:10:22,810 --> 00:10:27,820 これまでに感じた事のない エネルギーが…私の中に。 60 00:10:27,850 --> 00:10:35,050 何か強くそして…いい事のように。 61 00:10:36,660 --> 00:10:40,220 私は変わった。 62 00:10:40,760 --> 00:10:44,520 そして私の肝臓は治っていた。 63 00:10:47,630 --> 00:10:50,250 - それは何でしたか? - 分からんね。 64 00:10:50,270 --> 00:10:55,860 なんと言っていいのか…奇跡だ。 65 00:10:57,240 --> 00:11:03,930 私は今まで闇を見てきた、 常に私の中にある破壊的な。 66 00:11:06,390 --> 00:11:09,600 今、レックスにそれが見えるんだ。 67 00:11:10,780 --> 00:11:13,440 あの子を助けないといけない、クラーク。 68 00:11:15,190 --> 00:11:19,840 - あなたは彼がそうしたと思ってるんですか? - いや。これは過激な犯罪だ。 69 00:11:19,970 --> 00:11:24,020 あるいはよくできた罠だ。 その女は車を持っていたのかね? 70 00:11:25,050 --> 00:11:28,580 レックスが警察に言った事では、彼女を フェラーリでホテルに連れて行ったと 言っていました。 71 00:11:28,660 --> 00:11:32,030 それならオペラの会場で彼女の車を探しただろうな。 見つからなかっただろう。 72 00:11:32,110 --> 00:11:37,650 レックスにはパターンがある。 あの子は朝姿を消す事ができるように、 73 00:11:38,100 --> 00:11:41,880 女を家に連れて行くことについて 心配する必要がないように、 74 00:11:41,900 --> 00:11:46,530 彼女の車をホテルに戻した。 パターンとは…女の髪は茶色だったか? 75 00:11:47,370 --> 00:11:50,390 その女はレックスにリリアンの事を 思い出させたんだな。 76 00:11:50,460 --> 00:11:52,250 母親だ。 77 00:11:53,390 --> 00:11:56,420 あの子を助けてやってくれ、クラーク。 78 00:11:57,270 --> 00:12:02,510 - もし僕がその車を見つけたら… - 君が見つけた事は全て私に教えて欲しい。 君に手を貸してやれる。 79 00:12:03,530 --> 00:12:06,040 見つけてみます。 80 00:12:07,530 --> 00:12:10,470 - でもあなたを信用したわけじゃありません。 - 分かっている。 81 00:12:10,610 --> 00:12:14,150 だが君は戻ってくるさ。 そうだろ? 82 00:12:23,760 --> 00:12:26,160 おかしいわね。 83 00:12:26,190 --> 00:12:31,700 - そうなんですよ、前にもそういう風に なった事がありました。 - あら、ラナ。そのような気がするわ。 84 00:12:33,470 --> 00:12:36,760 大丈夫なの?顔色が悪いわよ? 85 00:12:37,990 --> 00:12:42,380 夕べ変な夢を見たんで。 はっきりしないんですけど。 86 00:12:42,440 --> 00:12:45,560 ああ、そうだわ、ラナ。 あなたにお客様よ。 87 00:12:48,620 --> 00:12:51,390 私に? 88 00:12:56,220 --> 00:12:58,220 すみません。 89 00:12:59,170 --> 00:13:01,420 ラナ! 90 00:13:01,760 --> 00:13:07,330 やっとあなたに会えてよかったわ。 キレイな方ね。 91 00:13:07,640 --> 00:13:10,520 申し訳ありませんが、どこかで お会いしましたか? 92 00:13:10,550 --> 00:13:12,890 私はジェイソンの母親よ。 93 00:13:14,270 --> 00:13:18,130 - 不意をつかれたようね? - いえ、違います。 94 00:13:18,610 --> 00:13:24,610 ええ、実は、少し。 お母様が来るとは思ってませんでしたから。 95 00:13:25,760 --> 00:13:27,840 まあ、あの子は知らないわ。 96 00:13:29,290 --> 00:13:32,160 - 座りましょうか? - ええ。 97 00:13:32,240 --> 00:13:34,540 お茶はいかがです? 98 00:13:34,790 --> 00:13:36,730 あー、いえ、結構よ。 99 00:13:36,810 --> 00:13:41,720 イギリスではマグカップでお茶を飲まないから。 100 00:13:41,730 --> 00:13:45,000 - 失礼だったかしら? - いえ、そんな事はありません。 101 00:13:46,690 --> 00:13:51,920 あの子がパリを出て行ってから 一度も話をしてないのよ。 102 00:13:51,930 --> 00:13:56,250 電話にも出ないし。 あの子が私の事に 103 00:13:56,310 --> 00:14:00,990 - 腹を立てているんじゃないかと思って。 - お母様が怒ってらっしゃるんじゃ? 104 00:14:01,310 --> 00:14:04,270 あの子に会いたいだけよ。 105 00:14:04,460 --> 00:14:09,250 ティーグさん、私は… あなたと会いたかったんです。 106 00:14:09,350 --> 00:14:14,680 でもジェイソンがお母様が会う 用意ができてなければ会っても無駄だと。 107 00:14:15,470 --> 00:14:18,460 陰口じゃなく。 108 00:14:19,140 --> 00:14:24,100 私がもっともイヤな事はそういう事に あなたを巻き込むことよ。 109 00:14:24,630 --> 00:14:30,280 でも、もしあの子に連絡がつくんなら私は スモールビルのホテルに泊まってると 伝えて欲しいの。 110 00:14:30,350 --> 00:14:33,610 私が会いたがっていたと伝えて。 111 00:14:33,780 --> 00:14:35,760 もちろんです。 112 00:14:35,830 --> 00:14:37,370 ありがとう。 113 00:14:38,950 --> 00:14:44,890 ちょっといいかしら。 さっき私を見たとき、あなたは私に 会った事があるような顔をしわたね。 114 00:14:47,460 --> 00:14:49,480 どうしてかしら? 115 00:14:54,020 --> 00:14:59,010 さようなら、ラナ。 メトロポリスに会いに来なさい。 116 00:15:01,500 --> 00:15:03,950 あなたはとても美しいです。 117 00:15:04,510 --> 00:15:08,130 どうしてあの子があなたを選んだのか分かったわ。 118 00:15:21,160 --> 00:15:25,640 - 午後どこに行ってたの? - 刑務所だよ、ライオネルに会いに。 119 00:15:26,240 --> 00:15:29,930 どうして?社会奉仕活動の補習? 120 00:15:29,930 --> 00:15:33,030 いや。変に聞こえるかもしれないけど、 121 00:15:33,110 --> 00:15:37,550 ライオネルがレックスの事件について 僕に相談があったんだ。 122 00:15:37,570 --> 00:15:41,040 ホテルであの女性の車を見つけられるって、 その通りだったよ。 123 00:15:41,820 --> 00:15:47,590 これを見て。 レックスがオペラが終わって 出て行ったのは午後十時頃だ。 124 00:15:47,660 --> 00:15:52,490 その夜にホテルの駐車場に 停めてあった車は22台。 3台以外はホテルの宿泊客だった。 125 00:15:52,530 --> 00:15:55,490 その内2台はホテルのバーの客だった。 - 残りの1台が。 126 00:15:55,570 --> 00:15:58,190 その通り、でもその女性の名前も 住所も分からなかった。 127 00:15:58,250 --> 00:16:01,330 そんな事?私がやってみるわ。 128 00:16:03,450 --> 00:16:07,050 これはおかしいと思わないか? 警察さえも見つけることができなかったんだ。 129 00:16:07,090 --> 00:16:11,820 まあ、そうかもね、クラーク。 警察はレックスが有罪であり 既に捕まえたと思ってるんだから。 130 00:16:12,210 --> 00:16:17,070 でもでき過ぎてると思わない? つまりさ、ライオネルがこの猟奇的殺人事件の黒幕で、 131 00:16:17,080 --> 00:16:22,080 あなたに何かを探させてるとは思わない? 132 00:16:22,410 --> 00:16:27,440 そうは思えないんだ。 うまく説明できないけど、刑務所の中で ライオネルは何かがあったんだ。 133 00:16:27,490 --> 00:16:30,200 - だからライオネルは変わったんだと思う。 - クラーク... 134 00:16:30,280 --> 00:16:34,890 - それにもし本当に助けることができたなら? - クラーク、ライオネルは黒幕よ。 135 00:16:34,900 --> 00:16:39,620 信用しちゃダメだよ、そうでしょ? それにレックスにはいい人がついてるじゃない。 コリン・ハーパーが彼を守ってくれるわ。 136 00:16:39,640 --> 00:16:44,550 皆は彼女の事を「バラクーダ」って呼んでるわ。 今彼が本当に必要なのは腕のいい宣伝マンよ。 137 00:16:44,640 --> 00:16:46,870 これを見た? 138 00:16:46,920 --> 00:16:51,840 警察は去年、レックスと寝た13人以上の 女性たちにインタビューしてるわ。 139 00:16:54,260 --> 00:16:56,090 どうかした? 140 00:16:57,550 --> 00:17:01,720 レックスは僕にこんな日は 一度もなかったって言ってたんだ。 141 00:17:01,790 --> 00:17:05,720 - それを信じたの? - 信じるさ、クロエ。 142 00:17:08,930 --> 00:17:10,750 これか。 143 00:17:13,570 --> 00:17:18,420 イブ・アンドリューズ、年齢28。 メトロポリス在住。 144 00:17:46,560 --> 00:17:47,690 レックス。 145 00:17:48,410 --> 00:17:51,450 - 何をしてるんだ? - 俺はバカだったよ、クラーク。 146 00:17:51,520 --> 00:17:54,350 お前こそここに何しに来たんだ? 147 00:17:57,820 --> 00:18:00,580 かくまってくれ、頼む。 148 00:18:09,030 --> 00:18:12,960 証拠を燃やすなんて、レックス。 無罪を主張するような者のやる事じゃない。 149 00:18:13,050 --> 00:18:16,450 そうだな、クラーク! よく考えてみろ。 150 00:18:16,710 --> 00:18:19,960 もし俺が殺したとしたら、どうして 彼女の死体と一緒に寝ているんだ? しかもメイドに見つかるなんてな? 151 00:18:20,020 --> 00:18:23,150 - そんな意味ない事をすると思うか。 - 彼女の家に侵入する事もな、でも君はそうした。 152 00:18:24,230 --> 00:18:26,830 僕に正直に話してくれ、僕も共犯者になったんだから。 153 00:18:26,840 --> 00:18:29,130 俺はお前に来てくれとは頼んではいないぞ。 154 00:18:29,350 --> 00:18:31,480 お前こそどうやってあそこを知った? 155 00:18:32,890 --> 00:18:35,640 - 彼女の車を突き止めた。 - 警官に電話をしたのか? 156 00:18:35,690 --> 00:18:38,880 - いや。 - 6時のニュースで分かる事だ。 157 00:18:39,970 --> 00:18:43,390 - どうしてあそこに行ったんだ、レックス? - 俺はコリンのオフィスから電話を受けた 、住所が分かったとな。 158 00:18:43,480 --> 00:18:48,460 そこに行けば彼女が何者なのか分かると思った。 159 00:18:48,660 --> 00:18:51,020 どうして入っていったのかはよく分からない。 160 00:18:51,080 --> 00:18:54,400 - 何かを見つけたのか? - 彼女の名前はイブ・アンドリューズ。 161 00:18:54,760 --> 00:18:58,790 そしてお前も見たあの写真の山、 彼女は俺のストーカーだったようだ。 162 00:18:58,870 --> 00:19:02,090 - それじゃ君は彼女を知っていたのか。 - いや。名前だけだ、 163 00:19:02,130 --> 00:19:05,140 資金集めのため俺と話そうとしていたようだ。 だから俺が知ってるはずがないだろ? 164 00:19:05,300 --> 00:19:08,250 クラーク、俺がこんな事をしなかったのは 分かってるはずだ。 165 00:19:08,300 --> 00:19:11,250 親父が俺に仕返しをしようとたくらんでるんだ。 166 00:19:11,290 --> 00:19:15,220 親父はこのストーカーの事を知っているはずだ。 ルーサー・コープの弁護士は 去年それらのデータベースを編集した。 167 00:19:15,280 --> 00:19:19,830 親父は俺が動機を持っているように見せかけ イブを殺害し俺を犯人に仕立て上げたんだ。 168 00:19:19,880 --> 00:19:22,690 それは違うんじゃないか、レックス。 169 00:19:23,950 --> 00:19:26,890 お父さんに会ってきたんだ。 君を助けたがっていた。 170 00:19:33,510 --> 00:19:36,440 親父がお前に彼女の車を探せと言ったのか? 171 00:19:36,600 --> 00:19:38,750 - ああ。 - 親父の手の内で弄ばれやがって。 172 00:19:38,820 --> 00:19:42,170 - レックス。 - 二股をかけるな、クラーク! 173 00:19:42,190 --> 00:19:46,530 親父は俺の敵だ。 どちらを信用する気だ。 174 00:19:50,620 --> 00:19:53,340 彼女が彼をストーカーしてたのに 彼は彼女を知らないっていうの? 175 00:19:53,370 --> 00:19:55,720 一度も会ったことがないってさ。 176 00:19:55,810 --> 00:19:59,390 レックスは色んなウソをついてきている。 その女性たちにもウソをついていたんだ。 177 00:19:59,900 --> 00:20:02,030 どう思う? 178 00:20:02,060 --> 00:20:05,670 そんな事言ったら放火魔は全員無罪を主張しだすわ。 179 00:20:06,310 --> 00:20:10,030 でもねちょっとおかしなところがあるんだ。 これを見て。 180 00:20:13,010 --> 00:20:16,080 待って、レックスの弁護士がこんな証拠は 厳重に保管をしてると思ったけど。 181 00:20:16,160 --> 00:20:20,200 ええ、まあ、彼女は一番上のお偉方を 知っているかもしれないけど、 私は一番下っ端を知ってるし助けになるわ。 182 00:20:20,220 --> 00:20:21,960 これを見て。 183 00:20:22,130 --> 00:20:23,550 分かった? 184 00:20:24,690 --> 00:20:27,590 - 彼女は両耳に一つづつダイヤモンドの イヤリングをつけてるわ。見える? ああ。 185 00:20:27,660 --> 00:20:32,070 オーケー、じゃあこのザルマン・キング監督の 映像はスキップするわね。 186 00:20:32,130 --> 00:20:37,370 ペントハウスに着いて直ぐに注意して。 187 00:20:42,480 --> 00:20:46,330 - 彼女はイヤリングを失った。 - その通り。警察の調書では死んだ 188 00:20:46,390 --> 00:20:50,170 女性は二つつけていたとなってるわ。 だけどこれでは… 189 00:20:50,240 --> 00:20:53,080 レックスは別の女性と一緒だった。 190 00:20:57,200 --> 00:20:59,090 シャノン、ありがとう。 191 00:21:06,860 --> 00:21:09,320 アシスタントからよ。 192 00:21:09,580 --> 00:21:12,470 薬物検査ではなにも引っかからなかったわ、レックス。 193 00:21:12,490 --> 00:21:16,800 - あなたの機能は正常だってことね。 - それは違う、すり返られたんだ。 194 00:21:17,020 --> 00:21:19,770 親父ならたやすい事だ。 195 00:21:19,840 --> 00:21:24,310 そうするとあなたを血まみれの遺体の脇に寝かせておいた。 でもIDを調べたら、犠牲者にあなたは動機を持っているわ。 196 00:21:24,350 --> 00:21:26,970 どうしてだ、俺をストーキングしていたからか? 197 00:21:27,020 --> 00:21:31,650 そうよ!どうして彼女があなたをストーキング していたか分かってる、レックス? 198 00:21:32,600 --> 00:21:35,740 それはあなたと18ヶ月前に寝ているからよ。 199 00:21:35,770 --> 00:21:40,480 それに彼女にダイヤのイヤリングを贈ってるわ。 200 00:21:40,550 --> 00:21:43,210 どううして彼女を思い出さなかったの? 201 00:21:44,360 --> 00:21:48,070 いちいち名前を聞いたり顔を 覚えてるわけないだろ。 202 00:21:48,150 --> 00:21:51,990 私とよく似てるわね? 203 00:21:52,070 --> 00:21:56,540 私もあなたと同じタイプの人間よ、 レックス、私の事も忘れた? 204 00:21:57,370 --> 00:22:01,950 - 覚えてるよ、コリン。 - あら、嬉しいわ。 205 00:22:02,050 --> 00:22:06,760 あんたは楽しんでるんだろう、 俺の軽率な振る舞いを見て。 206 00:22:06,780 --> 00:22:09,970 ええ、もしあなたが危険な立場に立っているのを見て 207 00:22:10,030 --> 00:22:13,120 面白くないと言ったらウソになるわね。 208 00:22:13,130 --> 00:22:17,260 いい答えだ、非常に明確な。 209 00:22:18,030 --> 00:22:23,140 いいか、イブのように俺をストーキング するような輩は俺の個人情報にアクセス 210 00:22:23,190 --> 00:22:25,610 する事ができる奴だと思っていた。 211 00:22:26,570 --> 00:22:29,870 それは親父だと思ってたが、 どうやら違うようだ。 212 00:22:32,270 --> 00:22:34,830 このデータベースはあんたのプロジェクトだな? 213 00:22:34,930 --> 00:22:39,070 あなたは何を知ってるの? 私がこの事件を担当したときから 利害の衝突があるのは分かってたわ。 214 00:22:39,340 --> 00:22:42,210 でももう終わった事だと思ってたわ。 215 00:22:43,740 --> 00:22:46,070 明らかに間違ってたようね。 216 00:22:49,550 --> 00:22:52,520 自分からあなたの弁護士としての 職務を解任させてもらうわ。 217 00:23:00,580 --> 00:23:04,030 まだ警察でも片方のイヤリングは見つけてないわ。 218 00:23:04,050 --> 00:23:08,220 それれにフロントでも何も見てないって。 それを私達で探すの。 219 00:23:12,270 --> 00:23:14,450 じゃあ、もし僕だったらイヤリングは… 220 00:23:16,060 --> 00:23:21,260 再現してみるわね、いい? レックスはちょうどこのあたりでイブを この壁に押し当てていたわ、そして… 221 00:23:23,100 --> 00:23:26,900 オーケー、いいわよ、来て、 真実の追究のためなんだから。 さあ、私を壁に押し付けて。 -できないよ… 222 00:23:26,920 --> 00:23:31,070 そして彼女の手はこんな感じ… 223 00:23:31,120 --> 00:23:36,050 …そして彼の手はこんな感じだったと思うけど。 -そして二人は… 224 00:23:38,620 --> 00:23:41,600 多分偶然イヤリングをたたき落としたんだ。 225 00:23:42,210 --> 00:23:47,640 ええ。そうね、そして次に彼女は こんな風にこっちの壁に彼を押した。 226 00:23:49,920 --> 00:23:50,840 ハイ。 227 00:23:56,090 --> 00:23:57,610 あら、私ったら。 228 00:23:57,770 --> 00:24:01,910 - 大丈夫ですよ。乗ってください。 - あー、いえ、結構です。階段で行くから。 229 00:24:02,510 --> 00:24:06,370 違うのよ、何もしてないの! 何もしてないったら、本当よ! 230 00:24:11,060 --> 00:24:12,490 ねえ、クラーク。 231 00:24:15,200 --> 00:24:18,800 もしイヤリングがこの隙間の中に落ちたら? 232 00:24:34,590 --> 00:24:37,380 戻って来てくれて嬉しいよ、クラーク。 233 00:24:37,380 --> 00:24:39,530 だがどうしてこれを私に? 234 00:24:40,390 --> 00:24:42,990 レックスが真実を話すわけないと思うからです。 235 00:24:43,790 --> 00:24:45,740 そして君は私もそうじゃないかと思っている? 236 00:24:45,970 --> 00:24:49,150 まあ、あなたは助けたいと言いましたから。 あなたを信じます。 237 00:24:50,090 --> 00:24:53,030 それはレックスがオペラで会った女性のものです。 238 00:24:53,100 --> 00:24:55,140 イブ・アンドリューズかね? 239 00:24:57,020 --> 00:25:01,740 ええ、そうかもしれません。 イブは死んだときにイヤリングを両方ともしていました。 240 00:25:01,770 --> 00:25:05,980 二人の女性がいると思うんです。 そしてエレベーターに乗った方の女性は まだ生きていると思ってます。 241 00:25:05,990 --> 00:25:08,310 ただどうやって探したらいいのか。 242 00:25:12,900 --> 00:25:15,660 恋人に捨てられた女ほど恐ろしいものはないな。 243 00:25:16,730 --> 00:25:21,050 私が若かった頃、女を捨てるときに 244 00:25:21,330 --> 00:25:23,880 宅配で送ったイヤリングだ。 245 00:25:23,900 --> 00:25:27,380 無様な別れ話はしない主義でな。 246 00:25:27,450 --> 00:25:29,740 それが私の証だ。 247 00:25:30,110 --> 00:25:34,110 息子もその伝統は受け継いだようだな。 248 00:25:34,230 --> 00:25:38,150 エレベーターの女はレックスの元恋人だ。 249 00:25:39,600 --> 00:25:41,680 彼女が殺人者だ。 250 00:26:05,760 --> 00:26:10,290 オーケー、コリン、来たぞ。 新しい証拠とは一体なんだ? 251 00:26:10,390 --> 00:26:13,210 最初に言っておくが、君はまた 俺に雇われている。 252 00:26:13,260 --> 00:26:15,660 ちゃんと手続きをしてな。 何が望みだ?さあ。 253 00:26:31,500 --> 00:26:34,430 - 911緊急事態。 - ああ、あー、人が死んでる。 254 00:26:34,450 --> 00:26:38,370 申し訳ありません、すべての電話が塞がっています。 このままオペレーターが出るまでお待ち下さい。 255 00:26:57,070 --> 00:26:59,910 - 何のまねだ? - どうかしたの、レックス? 256 00:27:05,020 --> 00:27:07,610 私がわからないの? 257 00:27:26,560 --> 00:27:28,250 騒がないと約束できる? 258 00:27:35,590 --> 00:27:38,670 - お帰りなさい。 どうやって俺のセキュリティを? 259 00:27:38,760 --> 00:27:43,520 私はあなたの法律事務所で働いてるのよ、レックス。 あなたがメトロポリスで飲んでるって言ったの、 260 00:27:43,630 --> 00:27:48,700 そして家に送り届けるって。 皆でここにあなたを運ぶのを手伝ってくれたわ。 261 00:27:49,610 --> 00:27:52,600 どうしてここなんだ? 262 00:27:52,600 --> 00:27:55,630 これは何のマネだ? 263 00:27:56,110 --> 00:27:59,200 事の起こりはね。 264 00:27:59,700 --> 00:28:01,660 このイヤリングを貰ったのが…最初よ。 265 00:28:01,790 --> 00:28:06,740 この間の夜の事を思い出して、でも 始めてあった時の事は思い出さなかった。 266 00:28:07,790 --> 00:28:08,830 だからよ。 267 00:28:08,900 --> 00:28:12,240 私は婚約者を持っていた。 でもあなたはその事を知らなかった。 268 00:28:12,630 --> 00:28:16,430 あなたが私を愛してくれたと思ったから 269 00:28:18,260 --> 00:28:21,730 あなたと一緒になろうと彼を裏切ったのに。 270 00:28:21,780 --> 00:28:23,900 彼と別れた後あなたに話そうと 電話したけど出てくれなかった。 271 00:28:23,940 --> 00:28:27,430 悪かった。 もし知ってたら… 272 00:28:27,530 --> 00:28:33,670 でもでなかったわ。 それから三ヵ月後、コリンのオフィスの外で あなたにぶつかったの、 273 00:28:33,730 --> 00:28:37,960 でもあなたは私を覚えてなかった。 まるで一度も会った事がなかったみたいに。 274 00:28:38,050 --> 00:28:41,920 それであなたのファイルを詳細調査し始めたの。 275 00:28:43,330 --> 00:28:46,260 私だけじゃなかったって分かったわ。 276 00:28:46,620 --> 00:28:48,810 イブアンドリュース。 277 00:28:50,030 --> 00:28:52,040 とりわけ。 278 00:28:52,640 --> 00:28:55,690 彼女は熱心だったようね。 279 00:28:57,000 --> 00:29:00,220 私はあなたに償いをさせるって彼女に言ったわ。 280 00:29:00,380 --> 00:29:06,400 そして彼女はホテルに来る事に同意した。 281 00:29:06,410 --> 00:29:11,900 それから愛し合った後あなたの シャンペンに薬を入れたの。 血液検査で何もでなかったのが面白かったわ。 282 00:29:12,160 --> 00:29:15,620 - お前がテストを不正に操作したんだな。 私はただ結果を摩り替えただけ。 283 00:29:15,680 --> 00:29:18,700 俺を彼女の所に運んだのもお前か。 警察に電話したのも。 284 00:29:18,730 --> 00:29:25,620 あなたは逮捕されるはずだった。 でもそうはならなかった。 だからここにいるのよ。 285 00:29:32,770 --> 00:29:36,790 おい。どうかしたか? 一晩中何もしゃべらないじゃないか? 286 00:29:39,160 --> 00:29:41,150 話してくれ。 287 00:29:42,920 --> 00:29:44,950 あなたのお母さんに会ったわ。 288 00:29:46,150 --> 00:29:47,670 どこで? 289 00:29:48,550 --> 00:29:51,620 ここよ。 290 00:29:51,800 --> 00:29:56,040 お母さんはあなたが電話に出ないって 言ってたわ、だから私に会いにきたって。 291 00:29:56,830 --> 00:30:00,200 スモールビルのホテルにいるって、 あなたが来るまで。 292 00:30:01,520 --> 00:30:03,640 どうしてもっと早く言ってくれなかったんだ? 293 00:30:03,690 --> 00:30:05,800 分からない。 294 00:30:07,240 --> 00:30:09,090 多分… 295 00:30:09,190 --> 00:30:13,980 あなたとお母さんの仲介役に なりたくなかったんだと思う。 296 00:30:17,450 --> 00:30:20,230 俺はそんな事を君にさせるつもりはない。 297 00:30:21,340 --> 00:30:23,880 お袋がここに来るとは思ってなかった。 298 00:30:27,560 --> 00:30:29,280 悪かった。 299 00:30:32,000 --> 00:30:34,120 お母さんは本当にあなたの事を心配してたわ。 300 00:30:34,150 --> 00:30:37,530 そう見せかけたのさ。 301 00:30:37,680 --> 00:30:39,650 寂しそうに心を砕くように。 302 00:30:40,510 --> 00:30:42,740 でもそんなお袋じゃない。 303 00:30:42,960 --> 00:30:48,300 お袋は操るのがうまいんだ。 そして一生、俺をコントロールしようとしたんだ。 304 00:30:52,000 --> 00:30:54,400 何だ、他に何かあるのか? 305 00:30:54,880 --> 00:30:57,030 お母さんを夢で見たの。 306 00:30:57,640 --> 00:31:00,980 つまり、イソブルの夢を見てたら、 307 00:31:01,560 --> 00:31:04,370 彼女は磔で火あぶりになっていたわ。 308 00:31:05,740 --> 00:31:08,780 そしたら突然あなたのお母さんが そこにいたのよ。 309 00:31:10,160 --> 00:31:13,660 まあ、そんな夢ならそれほど怖いわけないだろ。 310 00:31:13,730 --> 00:31:15,360 ジェイソン。 311 00:31:16,780 --> 00:31:20,330 お母さんに会う前に夢を見たの。 312 00:31:27,560 --> 00:31:29,270 そこだ。 313 00:31:29,330 --> 00:31:33,070 - ライオネルの言った通りだ。 どうやってこんなに小さなシリアル番号を入れるの? 314 00:31:33,390 --> 00:31:34,980 小人でもあるまいし。 315 00:31:35,040 --> 00:31:38,050 レーザーさ。ライオネルは一流のダイヤモンド ディーラならやるって言ってた。 316 00:31:38,150 --> 00:31:40,950 失くしたり盗まれた場合その番号で 探し出す事ができるんだってさ。 317 00:31:40,970 --> 00:31:43,500 あるいはあなたを追いつめることもね。 318 00:31:43,540 --> 00:31:47,890 あら。 ライオネルが宝石商に電話してレックスの 319 00:31:47,950 --> 00:31:50,980 オーダーを流すなんて信じられないわ。 320 00:31:51,310 --> 00:31:57,930 いいわ、番号を教えて。 - 722DJS3970。 321 00:31:59,190 --> 00:32:03,880 あったわ。 2つのダイヤモンドイヤリング。 うわーっ、高い。 322 00:32:03,910 --> 00:32:07,230 シャノン・ベルに宅配で送られてるわ。 323 00:32:07,280 --> 00:32:12,330 - シャノン・ベル。どこかで聞いた名前だな? まあね、これによると彼女は レックスの法律事務所で働いてるわ。 324 00:32:13,000 --> 00:32:16,440 - レックスに警告しないと。 私は警察に電話するわ。 325 00:32:22,940 --> 00:32:26,070 どうしてこんな事になったのか分かる、レックス。 326 00:32:27,100 --> 00:32:30,860 オペラで私に気づけばよかったのよ。 327 00:32:31,560 --> 00:32:35,730 「やあ、シャノン。君に会えて嬉しいよ」ってね。 328 00:32:36,700 --> 00:32:38,530 でもそんな事はしなかった。 329 00:32:38,600 --> 00:32:42,540 あの時私はあなたが買ってくれた イヤリングをつけていたのよ。 330 00:32:42,670 --> 00:32:46,880 そしてまたセックスしたのに、 それでもあなたは気づかなかった! 331 00:32:48,360 --> 00:32:50,890 私には自分の生活があったの、レックス。 332 00:32:51,220 --> 00:32:53,970 フィアンセ…がいたのに。 333 00:32:56,500 --> 00:33:01,490 あなたが私の人生を壊したのよ、それなのに あなたは私の事さえ知らなかった。 334 00:33:04,850 --> 00:33:08,120 そしてあなたはいつも 335 00:33:11,260 --> 00:33:13,260 こんな事をしていたわ。 336 00:33:18,350 --> 00:33:20,590 もう終わりにしないとね。 337 00:34:15,650 --> 00:34:18,550 レックスが無罪になってよかったな。 338 00:34:18,570 --> 00:34:20,040 だがな、お前が関わる前に私達のところに 相談して欲しかった。 339 00:34:20,220 --> 00:34:24,320 まあ、最初はね、父さん、 ただ助けたかっただけなんだ。 それに本当にレックスを 信頼すべきかどうかって。 340 00:34:25,650 --> 00:34:27,620 あなたはどう決断したの? 341 00:34:28,470 --> 00:34:29,240 分からない。 342 00:34:29,240 --> 00:34:30,230 女の人をあんな風に扱うなんて… 分からない。 343 00:34:30,230 --> 00:34:32,070 女の人をあんな風に扱うなんて… 344 00:34:33,500 --> 00:34:36,660 僕の知らないレックスの一面を見せられたよ。 345 00:34:36,710 --> 00:34:39,880 気づかないうちに誰かを傷つけてしまうなんて。 346 00:34:41,860 --> 00:34:44,590 これでレックスも少しは懲りただろう。 それだけの事さ。 347 00:34:49,430 --> 00:34:54,520 もうひとつ言わなきゃいけない事があるんだ。 ライオネルに会いに行った。 348 00:34:55,710 --> 00:34:58,650 - 何ですって? ライオネルはレックスを助けたがってた、 そして実行してくれたんだ。 349 00:34:58,690 --> 00:35:01,300 ライオネルがいなかったらこんな事 できなかったかもしれない。 350 00:35:01,680 --> 00:35:04,590 クラーク。 ライオネルがどれだけ危険な男か知っているはずだ。 351 00:35:05,680 --> 00:35:09,280 でもさ、父さん、こういう事なんだ。 ライオネルは変わった。 しかも肝臓も治っているんだ。 352 00:35:10,420 --> 00:35:14,040 もう治らないって思ってたわ。 353 00:35:14,280 --> 00:35:19,050 僕がライオネルの中に入ったのがきっかけで 治ったんじゃないかと思うんだ。 354 00:35:20,440 --> 00:35:25,400 - クラーク、ライオネルはその事を知っているのか? ううん。奇跡だと思ってる。 355 00:35:26,400 --> 00:35:28,890 それはそうよね。 356 00:35:28,890 --> 00:35:29,150 ねえ、変に聞こえるかもしれないけど、 でも本当に変わったと思ってる。 それはそうよね。 357 00:35:29,150 --> 00:35:32,380 ねえ、変に聞こえるかもしれないけど、 でも本当に変わったと思ってる。 358 00:35:32,470 --> 00:35:34,000 見る目が違ってるんだ。 359 00:35:34,060 --> 00:35:40,760 クラーク、私の知るライオネル・ルーサーは 決して変わる男じゃない。 そしてレックスもだ。 360 00:35:41,280 --> 00:35:45,390 今はまだそう思わないことだ。 361 00:35:55,100 --> 00:35:58,580 俺を助けてくれたのか、親父。 362 00:35:58,770 --> 00:36:02,300 もう何を話しても何ら影響はないはずだ。 363 00:36:02,500 --> 00:36:06,030 お前の友人のクラークをいい方向に 向けただけだ。 364 00:36:07,000 --> 00:36:09,790 私がしたことはそれだけさ。 まだ私が関係していると思っているのか? 365 00:36:09,850 --> 00:36:11,450 いや。 366 00:36:11,680 --> 00:36:14,320 だた、見返りに何を求めるのかと思っている。 367 00:36:14,400 --> 00:36:16,440 ああ。 368 00:36:17,160 --> 00:36:18,220 ああ、そうだな。 369 00:36:18,250 --> 00:36:20,710 釈放は無理だぞ。 370 00:36:20,810 --> 00:36:25,420 いや、お前は理解していない。 371 00:36:25,430 --> 00:36:28,200 分かっているさ、こんな場所が 私には似合いなんだ。 372 00:36:28,470 --> 00:36:31,760 責任は自分で取るものだ。 373 00:36:36,670 --> 00:36:39,290 随分とご機嫌そうじゃないか、親父。 374 00:36:39,700 --> 00:36:41,930 それでその言葉を信じよう。 375 00:36:46,990 --> 00:36:49,250 何が欲しいんだ? 376 00:36:50,770 --> 00:36:54,100 お前の父親にさ、レックス。 377 00:36:55,320 --> 00:36:56,990 もしお前が望んでくれるならだが。 378 00:37:01,850 --> 00:37:04,330 治ったんだってな、親父。 379 00:37:05,770 --> 00:37:08,910 もう一度奇跡を望む気か。 380 00:38:00,760 --> 00:38:03,250 お前に礼が言いたくてな。 381 00:38:03,370 --> 00:38:05,210 すまなかったな。 382 00:38:06,050 --> 00:38:08,870 俺を助けようとしてくれたのに。 383 00:38:09,670 --> 00:38:12,390 どれだけ続けるつもりなんだ、レックス? 384 00:38:12,470 --> 00:38:14,090 よく分からないな。 385 00:38:16,220 --> 00:38:18,760 何の話だ? 386 00:38:19,170 --> 00:38:21,800 何も話すことなんてないよ。 387 00:38:22,350 --> 00:38:24,470 君が変わる事を除けばな。 388 00:38:24,490 --> 00:38:27,190 どう変われというんだ? 389 00:38:28,970 --> 00:38:32,850 いいか、一番気にかけなきゃいけないのは 自分自身だという事だよ。 390 00:38:34,350 --> 00:38:38,120 僕の知らない一面が君にはある、レックス。 391 00:38:39,250 --> 00:38:41,350 君についての事は他には何も知らないんだ。 392 00:38:43,140 --> 00:38:47,260 俺の毎日の行動を知ってどうするんだ。 393 00:38:48,500 --> 00:38:51,580 自分の事は自分でできる。 394 00:38:54,690 --> 00:38:57,670 いいか、シャノンは頭がおかしかったかもしれないが 395 00:38:58,360 --> 00:39:01,230 俺については正解だ。 396 00:39:02,220 --> 00:39:05,360 俺は今まで沢山の女たちと寝たさ、クラーク。 397 00:39:06,110 --> 00:39:09,370 人も死んだ、止める事もできただろう。 398 00:39:10,380 --> 00:39:12,840 なるぼど、その通りかもな。 399 00:39:12,950 --> 00:39:14,760 まあ、それが分かれば。 400 00:39:15,940 --> 00:39:21,110 あのな、この前の夜彼女が俺に火を 着けようとした事があった。 401 00:39:21,150 --> 00:39:23,980 よく考えたんだが。 402 00:39:25,010 --> 00:39:28,090 もうこの世ともおさらばかと思った。 403 00:39:28,150 --> 00:39:31,080 だがどういうわけか火は消えていたんだ。 404 00:39:32,420 --> 00:39:35,430 そして彼女は床に横たわっていた。 405 00:39:37,630 --> 00:39:40,640 その瞬間俺は二度目のチャンスを 与えられたと思った。 406 00:39:42,950 --> 00:39:45,520 この数日の間、レックス、僕は… 407 00:39:46,380 --> 00:39:49,800 君のお父さんの方が君よりずっと正直に 話してくれてると思ったよ。 408 00:39:50,960 --> 00:39:53,310 そんな君の態度がいやなんだ。 409 00:39:54,500 --> 00:39:57,420 僕らは敵同士に思えてくる。 410 00:39:58,240 --> 00:40:01,410 俺を見限らないでくれ。 411 00:40:17,830 --> 00:40:20,090 こんなところに何をしに来たんだ、母さん? 412 00:40:21,520 --> 00:40:24,480 私と話したくないのは分かってるわ、ジェイソン。 413 00:40:24,800 --> 00:40:27,790 でもね母親なら自分の息子に会いたいものよ。 414 00:40:27,880 --> 00:40:30,020 俺に会うために来たんじゃないだろ。 415 00:40:30,100 --> 00:40:33,140 あなたのガールフレンドに 会いに来たのがいけなかった? 416 00:40:33,170 --> 00:40:36,800 それはこじ付けだろ。 でも今回はそうはさせないぞ。 417 00:40:36,800 --> 00:40:39,330 もう俺は違うんだ。 418 00:40:41,280 --> 00:40:44,200 俺が会いに行くよ、用意ができたらな。 419 00:40:44,950 --> 00:40:46,400 それはいつになるの? 420 00:40:46,490 --> 00:40:49,630 分からないね。 でももうここに来るな。 421 00:40:50,730 --> 00:40:53,230 これだけは分かって、ジェイソン。 422 00:40:53,450 --> 00:40:57,100 あなたが幸せなら私は本当に嬉しいのよ。 423 00:40:57,190 --> 00:40:59,640 つまり、ラナは…魅力的だわ。 424 00:40:59,830 --> 00:41:04,370 どうしてあなたが都会を離れて 彼女の元に来たのか分かったわ。 425 00:41:04,780 --> 00:41:06,640 それは、彼女は…特別なのね。 426 00:41:08,160 --> 00:41:11,390 あなたがいつか彼女のような人に 出会うと知ってたわ。 427 00:41:17,430 --> 00:41:20,740 俺は偶然彼女に出合ったんだぜ? 428 00:41:22,530 --> 00:41:27,470 一体何の事かしら? もちろんそうなんでしょ、ジェイソン。 他にどうやって彼女と出合ったって言うの? 429 00:41:32,880 --> 00:41:35,940 あなたからの手紙を待ってるわ。