第一巻〜第七巻 第八巻〜
巻-話 | サブタイトル | 報酬額 | 手術内容 | コメント | 映像化 |
あらすじ | |||||
1-1 |
医者はどこだ! | 不明、十億円というセリフあり | 整形手術 | TVアニメ化 | |
実業家ニクラのドラ息子アクドが勝手に事故を起こして重傷を負う。アクドを治せる医者を世界中から探し、BJに行き当たる。 BJの診断で移植が必要だと言うと、たまたま現場にいた青年デビイに事故の原因の濡れ衣を着せ、裁判で有罪となり献体させらる。 しかしBJはアクドを手術せずにデビイの顔をアクドの顔に整形し、金を渡して逃がす。 |
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1-2 |
海のストレンジャー | なし | 人:内臓破裂 イルカ:銃創 | ||
呼び出されたBJは拉致され、嵐の海を航行するクルーザーの中で気がつく。 犯罪者一味の一人が重傷を負っていてそれを治療しろとの事だった。あまりの傷の深さに、沖に戻るように言うが逃亡中のため拒まれた。 嵐で羅針盤が壊れ漂流する船上で治療をする。腹がへった一味が撃ったイルカをBJが治療する。 数日後イルカの傷もかなり癒え海に戻したが、そのイルカは命を懸けて船を陸まで導く。 船は元の港に戻り一味は逮捕される。イルカは海面に浮かんで死んでいた。 |
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1-3 |
ミユキとベン | 不明 | ガン摘出及び移植手術 | ||
不良少年ベンの愛する少女ミユキが全身転移のガンと知りBJに依頼する。 五百万の手術代を請求されたベンは路上で強盗をする。 その頃BJはミユキの入院している病院を訊ねミユキに手術の約束をしていると、ベンが警官に撃たれ運ばれてきた。 ベンはBJの目の前で死亡する。BJはベンの臓器を使いミユキに移植手術をし、ミユキは奇跡的に助かる。 |
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1-4 |
アナフィラキシー | 1000万円 | 銃弾摘出 | ||
メイスン大佐の息子ジョージは戦争で撃たれた。 BJは心臓の上で止まっている弾を摘出する依頼を受けたが、あらゆる麻酔に対して拒否反応を起こすために手術ができない状態だった。 BJは電気麻酔を使い手術を成功させるが、術後ジョージが急死をしてしまいメイスンはBJを殺そうとBJを追い詰める。 ジョージ付の看護婦がメイスンの後を追いかけてきてメイスンを撃ってしまう。 ジョージが再び戦場に赴くことを悲観し自ら麻酔薬を打って自殺した事を告げる。 |
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1-5 |
人間鳥 | 無料? | 改造人間? | いくらBJでもありえない | |
BJは足の不自由な少女の腕を整形し飛べるようにした。 この事を嗅ぎつけた男は少女を見世物にして金儲けをたくらむが少女は空を飛んで逃げる。 町の上空を飛んでいるところを銃で撃たれてしまう。 後を追いかけてきたBJは少女を連れて帰り、翼を取り歩けるようにすると言うが、人間の世界を嫌う少女は全身を鳥のように整形することを希望する。 BJは少女の希望を叶える。 |
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1-6 |
海賊の腕 | 7〜800万円 | 左腕切断 義手 | TVアニメ化 | |
スポーツ万能の少年一ノ瀬一雄は左腕が腫れてしまう。 この事を心配した同級生の女子古河が一ノ瀬の母親に連絡し病院で診察を受ける。 ガス壊疽という病気になっていると診断されたが、一ノ瀬は無視をしたため症状が悪化してしまった。 医師はBJに連絡をとったが左腕を切断するしか方法がないと判断した。 義手となった一ノ瀬は皆に海賊と呼ばれ悲観する。義手から突然声が聞こえてきた。 義手は一ノ瀬の得意な将棋を薦める。一ノ瀬は義手に励まされながら地区大会決勝まで進む。 義手の声の間に時計の音が聞こえてきたのを調べると、声の主は古河で今までずっと一ノ瀬を勇気づけていたのだった。 |
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1-7 |
ふたりの修二 | 4000万円 | 性転換手術?催眠術 | 手術をせずにボロもうけ | |
地下街で火災が発生し、会社を経営している織田社長の息子修二が焼死してしまった。 会社の跡取りの問題のため、火事で死んだのは姉の久美ということにして、BJに依頼し久美を修二の身代わりとして性転換を依頼する。 修二が火事の原因と知り、脅迫して会社を乗っ取ろうとする役員達に誘拐される。 しかし修二はは生きていて、誘拐された姉と摩り替わった。逃げた修二を追って役員達と修二は電車と衝突して死ぬ。 BJは久美に催眠術をかけ性転換をしたと思いこませていただけであった。 |
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1-8 |
鬼子母神の息子 | 不明 | 腕の傷縫合 整形手術 | 加山雄三のBJ | |
組織的な身代金誘拐事件が発生していた。組織のボスは女で息子の伊佐男(4才ぐらい)を溺愛していた。 自分が警察に疑われていることを知ったボスは、息子を誘拐し自作自演を実行した。 警察に誘拐された事を知らせると、身代金要求の電話がかかってきた。銀行に金を下ろしに行くと言って、覆面をかぶって息子の下へ行った。 伊佐男は隠し持っていたナイフでボスの腕を刺す。傷跡から伊佐男にばれてしまうと思いBJに治療を依頼する。 手術室から出てきたボスは腕だけでなく頼まれていない顔の整形までされて出てきた。 BJは「いずれ私に感謝する事になる」と言う。 家に戻ると警官に事故ったとごまかしたが、警官は伊佐男が救出されたと伝える。 警察は彼女を初めから疑っていたため、探知機を彼女に仕掛けておいたのだった。 逮捕後TVに写った犯人の顔は元の顔とは全く別の顔であった。BJは彼女に「刑期が終わったら元の顔に戻す」と約束をする。 |
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2-9 |
ナダレ | 不明 | 脳移設? | ||
ナダレという大きな雄鹿が山中で人間を襲っていた。 大江戸博士は大脳についてノーベル医学賞を授与された。記者達の質問に対しBJの協力の下動物実験では成功したと発表。 日本に帰ってきた大江戸は自宅に戻るとナダレを探すが、ナダレのいた部屋は滅茶苦茶になっていた。 BJは大江戸の帰りを待ち受けてナダレの所業を大江戸に伝えた。 大江戸は肉親のように接していたナダレを研究に使ったのだ。 脳を頭蓋から胸に移植することによって、大脳の発達を促進し知能を人間に近づけるために。 現場を大江戸に見せても、大江戸はそんな事はないと鹿笛を吹いてナダレを呼ぶ。夜になってナダレがやってきた。 大江戸はナダレに「人間を裁くのは人間だ」と解き自身の結婚相手と一緒に暮らそうと言う。 深夜、ナダレは家を抜け出し山へ去っていった。翌朝、一本の電話がかかってきた。 婚約者がナダレに襲われたという知らせだった。大江戸はナダレを始末する決心をする。 ナダレを撃ち殺した大江戸は涙ながら「これが裁きだ」と言うとBJは「人間に動物を裁く権利があるのか」と大江戸に問いかけた。 |
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2-10 |
畸形嚢腫 | 不明 | 畸形嚢腫切除 人体作成? | ピノコ誕生 | ドラマ化隆大介2 |
BJの下に身分の高い女性の主治医を名乗る医師から連絡が入る。横倍病院の可仁医師はこの奇形嚢腫の切除はBJでないと無理だと言う。 レントゲンを見ると嚢腫の中は人間一人分の内臓全てが入っていた。 可仁医師によるとオペをしようとすると医師達が突然狂いだすという。BJは鼻で笑ったがそれはBJをも襲った。 「切るな!」BJの頭に直接語りかける声。BJは生かすことを約束し嚢腫を摘出。 BJはを嚢腫の足りない部分を合成繊維で作り、一人の人間に仕立てる。 一年後、BJの下に診察にきた患者にあなたの妹だと紹介するが姉妹ではないと拒絶。 |
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2-11 |
ピノコ愛してる | 220万円請求するが、 助からなかった為なし |
内臓破裂修復 | ||
ピノコ誕生から十日後。ピノコは18年間姉の体の中で生きていたのだから18才と言うがBJはまだ0才だという。 ピノコはBJの奥さんになると宣言するがBJは大金を積まれたから手術したまでとつっぱねる。 そこへ交通事故の少年が担ぎ込まれ手術する。内臓破裂の上、腎臓が左右両方ともつぶれていた。 ピノコの臓器提供の申し出に一旦は惹かれたが、そんな事はできないと思いとどまる。 両親に腎臓提供を申し出るが、金に卑しい父親のせいで処置が遅れ、死なせてしまう。 |
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2-12 |
その子を殺すな! | 不明 | 帝王切開中絶 | ||
心霊手術師ハリ・アドラは本物の心霊手術師だった。週刊誌はハリとBJの対決をお膳立てする。 BJは子宮外妊娠の胎児はまともに成長していない上患者を助けるには胎児を犠牲にする必要があると判断。 オペ中にハリが入ってきて胎児を殺すことは許さないと超能力で手術器具を曲げてしまう。BJは降参しハリと交代する。 取り出した胎児は無頭児だった。 「大脳のない赤ん坊を生かすのが神の思し召しか?医師は時には患者のためなら、悪魔にもなることがある!」とハリを一喝。 |
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2-13 |
雪の夜ばなし | 三千万円請求したが、返却する | 首の骨折治療 | 幽霊の治療 | |
雪の降りしきる夜、二人の兄妹が母親の手術依頼に来た。 BJが三千万円をキャッシュで要求するとすぐにだした。驚くBJに母はここだと診察台に寝ていると言うがBJには見えない。 BJは手術する真似をすると、二人は納得した。 BJはカルテを書きながら質問すると自分達の乗った飛行機が自衛隊機とぶつかり街中に落ちたと言う。 後で母親を引き取りに来ると言い残し二人は去っていった。 墜落事故のけが人がBJのもとに運び込まれるがベッドは使用中と言い張り追い返す。 飛行機の音がするので外を見ると白銀の飛行機の影があった。 先程の兄妹が母親を連れに来たのだがBJも一緒に主治医として乗れと言う。BJは三千万円を返し勘弁してもらう。 |
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2-14 |
ダーティー・ジャック | たぶん無償か、 道路公団から貰っていると思う |
打撲 骨折等の治療 |
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幼稚園の遠足バスとBJの車がトンネル内で崩落事故にあい閉じこめられてしまう。 怪我をした子供達を手当するも器具も薬もない。 BJは先生に内緒で怪我をしていない園児を一人連れて行ってしまう。先生はBJが逃げたと軽蔑する。 BJは崩落の先端まで来ると小さな空洞を見つけると園児にロープを結びつけ必要な医療具を書いたメモを園児に渡す。 園児が表に着き医療具をロープで引き寄せた。BJは元に戻って子供達の治療をする。 先生は誤解を解きBJと一緒に治療にあたる。 薬の入った袋にガゾリンが流れてきたのを先生が体を張って止めたが先生は火達磨になって死んでしまう。 |
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2-15 |
ピノコ再び | 無償 | 腹膜炎 | 自分を手術 | ドラマ化隆大介2 |
BJはピノコを養子に出す事を決める。 嫌がるピノコだがBJのためと思い貰われていくがなじめず問題を起こしBJの元に帰ってきた。 BJは帰ってきたピノコを追い返す。 この時BJは腹膜炎を煩っており自分の体を自分で手術するが手元が狂い出血、器具の不足で止血できないでいた。そこへピノコが入ってきた。 ピノコの助けでBJは助かった。 オペが終わるとピノコは家を出ようとするが、BJは「ピノコ、どこへ行く?ここにいろ」とピノコを手元に置くと決める。 |
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2-16 |
とざされた記憶 | 無償というより貰えなかった | 脳内血腫除去 | ||
30年前、頭を殴られ記憶を失ったヒゲオヤジの元に人相の悪い男達がやってきた。 30年前軍の命令で隠したガソリンの在り処をヒゲオヤジが握っているというのだ。 男達はBJの元にヒゲオヤジを連れて行き記憶を取り戻させる手術を依頼する。 脳内血腫によるものと診断し脳手術で治療。記憶は回復しガソリンを隠した御蔵島に行く。 ヒゲオヤジは30年前日本が負けて、戦争を繰り返させないため、隠した石油に放火しようとしたところを頭を殴られ記憶を失っていたのだった。 それを思い出したヒゲオヤジは再びガソリンに火を投げ入れ男達もろとも自爆してしまった。 |
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2-17 |
二度死んだ少年 | 不明 | 脳への電気刺激による蘇生 | ||
殺人を犯した青年が警官に追い詰められ、飛び降り自殺を図った。BJが殺人犯の治療依頼を断ったので、ゲーブル教授が替わりに引き受けた。 しかしオペ中に心停止、脳波もなくなりゲーブルはBJに助けを求め一緒にオペをする。 しかし殺人犯は裁判で死刑を宣告。 BJは傍聴席で怒鳴る。「死刑にするために助けたんじゃない!」 |
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3-18 |
木の芽 | 茂から3万2千円もらうが返す。 | サボテンの摘出 | OVA化 | |
小学生の幹男は学校や自分の部屋で毎日葉っぱを千切っては捨てていた。 兄の茂は幹男の体から木の芽が出る奇病の事を知っていて、BJに手紙を送る。 BJは茂から幹男の症状を聞き、学校の医務室で治療をする手はずとなった。 治療日、友達の前で突然幹男の全身に葉っぱが噴出した。茂は幹男を連れ出し皆が帰ってから医務室に行く。 その頃BJは葉っぱがサボテンのオプンチアと判断し母親から聞くと かつてブラジルにいた時に大事に育てていた事と幹男が生まれた直後に日本に帰国したことをしる。 BJは母親を連れて学校に向かうと医務室では幹男の全身に葉っぱが出ていた。 BJは早速手術をするとサボテンの株が寄生していたのを摘出した。 |
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3-19 |
発作 | 無償 | ビンタ | ||
ピノコがBJに内緒で家具を
取り寄せてしまい、BJは全て返せとピノコを叱る。 家具類が欲しい為にピノコはお金になりそうな患者を探しBJに連絡をする。 BJが行くと女性が激しい腹痛の発作を起こしていたが、ヒステリーだと見抜いた。 帰ってきたBJはピノコにピアノだけ買い与える。 |
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3-20 |
血が止まらない | 不明 | ウソの手術 | 加山雄三のBJ | |
偶然駅のコインロッカーの前で出会った男:博と女:由紀。お互い地方から東京に出てきていて、デートを重ね博は結婚を決意する。 しかし由紀は自分は血友病 で子供にも遺伝するという理由で結婚を渋る。 博はBJに治療を相談しに行くが遺伝病は治せないが女性には発病しないと言う。 博の血液を検査したBJは博の実家に連絡を取ると、母親は博が悪性貧血で先がないことも知っていた。 博本人も知っているとの事だった。博は命を掛けて由紀を愛していたのだった。 翌日博は由紀を連れてBJの元に来ると、BJは由紀にウソの手術をした。待っていた博は倒れ死んでしまった。 博が死んだことを知らない由紀は、手術後一度も現れない博の事を罵ったがBJは由紀に博から預かったコインロッカーのキーを渡した。 ロッカーを開けると中には博からの手紙が入っていた。BJは博が死んだことを伝える。 |
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3-21 |
誘拐 | 50万ドル?+20万ドル? | 銃弾摘出 | ||
K国から大統領の治療をして欲しいと依頼があり、ピノコを連れてK国にやってきた。 大統領は何者かに暗殺されかかって後頭部に銃弾を受けたのだった。 BJから部屋を出るなと言われたピノコだが、暗殺グループに拉致されてしまった。 手術の直前BJ宛に暗殺者から電話がかかってきた。 大統領の命とピノコの命を交換条件に。 しかしBJは大統領の手術に踏み切る。 暗殺グループは手術が開始されたと情報を受け、ピノコを殺そうとするが、手術中に大統領は死亡したとの連絡が入りピノコは開放される。 K国の人民はBJを罵りBJはK国を後にしようと車を走らせる。 カーラジオから大統領は存命とのニュースが入る。BJは冷凍手術を施し暗殺者を欺いたのだった。 |
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3-22 |
万引犬 | 無償 | 犬:肋骨骨折 | アニメではラルゴは生きています。 | TVアニメ化 |
車にはねられた犬をピノコに乞われ治療しラルゴと名づけられ飼い始める。 ピノコはラルゴをコンクールに出したがテント下にいた審査員の首輪 を引ったくりテントが倒れる。 しかしラルゴを追いかけていったためけが人は出なかった。 以前行ったK国から贈られた宝石のネックレスをまたもやラルゴはひったくり、BJ達はラルゴを追って外に出る。 BJはラルゴに元の場所に戻してこいと命令する。さすがにピノコも怒っていた。 ラルゴが家に入った直後大きな地震が発生しBJの屋敷は倒壊をしラルゴは家の下敷きとなって絶命する。 ラルゴは危険を予知して人の物を引ったくり危険な場所から人を遠ざけていたのだった。 |
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3-23 |
パク船長 | 300万円請求しているが もらったかどうかは不明 |
両足骨折 | ||
嵐で船が暗礁に乗り上げてしまった。 嵐の中BJのもとに治療依頼に来た男達はBJを船に連れて行く。船が座礁した時に船長が大怪我をしたのだった。 BJはこの船が密航船だと見抜き、船の転覆よりは助けを呼ぶように提案する。 しかし本国に送還されるより嵐の中をボートで逃げる方を選ぶ。 船長以外全員船から脱出したが、密航者は見つからないように嵐の中崖を上り落ちて死んでしまう。 |
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3-24 |
白葉さま | 白葉が今まで稼いだ祈祷料 | 魚鱗癬 皮膚移植 | ||
祈祷師:白葉が蛇の怨念が取り付いているという少年に祈祷を行う。 そこへBJが白葉を追いかけてやってくる。 白葉はBJを知っていたが医者にも治せない病気があるといい魚鱗癬の少年を治してみろBJと対決する。 皮膚移植手術で少年を治療すると、白葉は自分の魚鱗癬をBJに託す。 |
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3-25 |
ときには真珠のように | たぶん無償 | 脳内血腫除去 | TVアニメ化 | |
少年時代の主治医:本間丈太郎から小包が届く。中には石のような鞘に包まれたメスが入っていた。 そのことを聞きに本間を訪ねると本間は老衰と脳軟化症で倒れていた。 本間はBJが幼い頃爆発事故で運ばれて来た時に手術をした主治医だった。 その手術の時一本のメスをBJの腹の中に置いたまま縫合してしまったのだ。 7年後本間はBJの再手術をし出てきたのが生命の奇跡によりカルシウムに包まれたメスであった。 「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね」と言い残し本間は昏倒する。 脳内出血を起こした本間を手術するが助けられなかった。落胆するBJに本間が先程言った言葉が蘇る。 |
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3-26 |
獅子面病 | 無償(逮捕まぬがれる) | 獅子面病 脳内にラジウムを埋め込む | ||
刑事が無免許医療の罪でBJを逮捕しに来た。 刑事はBJに獅子面病の患者の治療をさせる。成功すれば医師免許、失敗すれば逮捕という条件で。 獅子面病患者は刑事の息子だった。BJは脳内にラジウムを埋め込むことによって治療を成功させるが医師免許はおりなかった。 人の命を救った医師に免許が下りない事に納得でない刑事の心中は複雑であった。 |
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3-27 |
閉ざされた三人 | デパート側からたっぷり | 応急手当のみ | ||
大きな地震でエレベーターにBJと少年とその父とともに閉じこめられる。 デパートが地下水を汲み上げすぎたための地盤崩壊であった。 父親は腹腔破壊で内臓が飛び出していた。ここでの手術はできない。 生き埋め状態となり酸欠がおきた。BJは父親に薬を注射し殺してしまう。 助け出された時少年はBJを告発するが、インシュリンを大量投与して仮死状態にして酸欠から切り抜けたのだった。 |
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4-28 |
焼け焦げた人形 | 不明 | 皮膚移植 | ||
暴力団の父親の巻き添えで全身火傷を負った少年に父親の皮膚を移植。 手術直前に敵対している暴力団がBJに患者を渡せと迫るがBJは逆に脅し断る。 手術中病院が爆破されるが、父親が命がけで少年とBJを救う。 傷だらけの少年が銭湯で他の子供達に馬鹿にされるが、 少年は「バッキャーロ、これみんなおとうちゃんの皮なんだぞっ」と怒鳴る。BJは少年に自分の過去を重ねる。 |
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4-29 |
しずむ女 | 300万円(請求のみ?) | 公害病の手術 | OVA化 | |
公害病の原因を作った会社が罪を認め、公害病にかかっている者の治療費を全額負担することになった。 公害病のため歩けなくなってしまった精薄の少女ヨーコは、治療費がだまし取られる。 BJはヨーコと知り合い役所に掛け合う。少女が字が書けたら役人は治療費を払うという。 ある朝少女は書き置きを残し完治していない足で泳ぎ、死んでしまう。 |
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4-30 |
ピノコ生きてる | 無し | 輸血 | ドラマ化隆大介2 | |
ピノコが白血病で生命の危機に陥る。 輸血のため双子の姉を懸命に探すが、可仁医師から彼女が自殺していると知った。 ピノコの希望で死ぬ前に8頭身の体にしようとしているところに双子の姉が現れた。 世間体を気にした両親が死んだことにしたのだった。ピノコは輸血により命が助かる。 |
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4-31 |
ある教師と生徒 | 1000万円(受領は不明) | 怪我の治療 | TVアニメ化 | |
登校拒否の生徒が交通事故にあう。 手足の切断と聞いて責任を感じた担任はBJに相談するが治療費1千万と聞き 生命保険から治療費を出そうと車に飛び込み大怪我をするが、2人とも治療し同じ病室に入院させる。 |
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4-32 |
2人のジャン | 30万マルク | シャム双生児の分離 | ||
ドイツ科学アカデミー副会長から、シャム双生児ジャン5歳の分離手術の依頼を受ける。 体は一つで頭が側頭部がくっついて、脳が一つ半を共有しているタイプであった。 BJは片方の脳を切除する。 切り取られ実験台にされる脳が入った水槽を、生き残ったジャンは壊す。 ジャンはどちらが切り取られてもお互いこうしようと決めていたのだった。 「僕達実験動物じゃないよ。実験に使われるなら死んじゃったほうがいいんだい」 |
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4-33 |
誤診 | 封筒を差出されるが受領は不明 | 膵臓炎 | ||
自分の診断を過信し、部下:伊東の意見を聞こうとしない院長はBJと同窓生だった。 同窓生の結婚式で披露宴の最中に病院から緊急呼び出しがあり宿直の伊東が外出しているという。 BJに手伝いを依頼するが、院長は腹膜炎と診断するがBJは症状から膵臓炎を疑う。 腹部を開けるとやはり膵臓炎であり、BJは誤診の後始末をする。 伊東が戻ってきてBJと一緒に手術を成功させる。 院長は伊東を首にする。伊東はBJの助手になろうとやってくるが断る。 「私みたいな医者になるな、誰かに軽蔑されるような医者にはな」 |
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4-34 |
目撃者 | 3000万円(全額患者に贈呈) | 眼球の移植 | ||
新幹線爆破事件の犯人を目撃した女性は目をやられ視力を失う。 事故直後駅から出てきた三人の容疑者に面通しをさせるため、警察はBJに依頼する。 過去の手術例からわずか5分しか視力が回復しない手術をする気がないBJ。 警察は三千万を手術料にあて、犯人特定のためだけに彼女に眼球が移植され犯人を逮捕する。 BJは警察に治療費三千万を彼女に渡してくれと病院をさる。 |
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4-35 |
赤ちゃんのバラード | 不明(無し?) | クル病 | ||
ピノコが不良女子高生:マギー達にガンをつけたという理由でBJがに呼び出される。家に来いとピノコを引き取り帰る。 他の娘達がカツアゲでコインロッカーの鍵を手に入れる。ロッカーを開けると中には赤ん坊が捨てられていた。 夜遅くマギーが家に帰ると父親も母親も仕事で家にいなかった。赤ん坊の事が気になったマギーは、BJの元に赤ん坊を連れて行く。 事情を聞いたBJは届け出ろと言うが、マギーの行動を見て、クル病の治療を赤ん坊に施した。 彼女は毎晩のように赤ん坊をコインロッカーからBJの元へつれてきた。マギーは診察料といって家の金庫からお金を持ってきたが、BJは受け取らなかった。 両親にばれたマギーは家から出してもらえなくなり、赤ん坊の事が気がかりだった。TVニュースで赤ん坊が救出されたと報道された。BJが届け出たのだった。 |
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4-36 |
純華飯店 | 不明 | 胆石摘出 | ||
中国人の老人は胆石を患っていたが手術しようとはしなかった。息子が胆石を取り除く薬を開発中であるというのだ。 養女の娘:梨花はBJに薬で治すとウソをついて手術するように依頼をする。 老人をだまし睡眠薬を飲ませ手術して胆石を取り出したが、息子が薬を完成させて戻って来たとの知らせを受け、 元の場所に医師を戻し閉腹して、手術できなかったと帰ってしまう。息子が帰ってきて薬を飲ませ診察すると、手術の痕を見つけBJの会いに行く。 BJは「あなたの薬で取ってもらう方が、あの人も喜ぶ」といって誤解を解く。 |
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4-37 |
からだが石に… | 100万リラ | 脳移植 | ||
イタリアで奇病の治療依頼をうける。 体の末端部分から石のようになる病気の少年の治療をするために。 BJは患者の脳を別の体に移植するしか方法がないと結論付ける。 患者の父親は死体待ちと聞き子供を車で轢き殺そうとしたが、止めに入った身重の奥さんが引っ掛けられて産気づいた。 生まれた赤ん坊はすぐに息を引き取ったが、BJはその赤ん坊を使い脳移植をする。 |
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5-38 |
めぐり会い | 無償 | 子宮がん | ||
大型客船が入港する。5年ぶりに日本に帰ってきた船医:如月恵(きさらぎけい)は旧知のBJに連絡を取る。 BJは如月にアルバムを返そうとピノコにアルバムを取ってもらうが写真に写っていたのはBJと一緒に写っている女性だった。 焼もちを焼くピノコに如月の妹で昔の恋人ですでにこの世にいないと伝えた。 しばらくBJと如月が話をしているとピノコがいなくなりBJは探しにいってしまった。 ピノコは如月と二人で話したい為に隠れていたのだ。 如月に妹の話を聞くと、妹:恵(めぐみ)とBJは医学生時代に深く愛し合っていた。 しかし恵は子宮がんに侵され教授たちも見放したのをBJは子宮と卵巣を摘出することを恵に伝え手術をした。 そこまで話したときBJが戻ってきた。如月に別れを告げBJは車を出す。 如月が日本を発つ日BJは如月の元に渡し損ねたアルバムを持って再びやってきた。 「君の昔の写真だ」と言いながら。 |
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5-39 |
人面瘡 | 500〜3千万円と言っているが 本人死亡でタダ働き |
人面瘡 | OVAでは大人から子供へ、女から男へとメタモルフォゼスをしていた。 | OVA化? |
BJの元に顔を包帯で巻いた男がやってきた。内密で治したいと包帯をとると顔全体が腫れ上がり薬品かぶれかとBJが聞くと男は人面瘡
だという。 勝手にしゃべりだすという事で診察しようとすると突然人格が変わり「治すな治してもまた出てきてやる」と怒鳴り散らした。 全身麻酔をかけ手術が開始される。数日後包帯を取ると治ってはいなかった。 「こいつが死にでもしない限り俺は元気だぜ」と別の人格が話す。BJは突然銃を取り出すと患者を撃ち再手術を行う。 包帯が取れて鏡を見た男は顔が元通りになった事に感謝する。 BJは男の顔をどこかで見かけたような気がするというと、男はそれには答えず治療費を後で取りに来てくれといい帰ってしまう。 数日後BJは山奥にある男の家に行く。BJは男に全国指名手配の殺人犯であることを言うと男はBJを襲った。 護身用に持ってきた銃を奪われ撃たれそうになると、男の顔に再び人面瘡が現れた。男は痛さに我を忘れ崖から転落してしまう。 BJが駆けつけると人面瘡は「俺が出ているうちはこの男もおとなしかった。できれば一生こうやっていたかった」と言い息を引き取った。 BJは「人面瘡はこの男の良心の顔だったのかもしれない」と結んだ。 |
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5-40 |
にいちゃんをかえせ!! | ゴーラスの着ぐるみ | 象皮病 | TVアニメ化 | |
ユキオの通う幼稚園ではユキオの兄が怪獣をやっているという理由でいじめられていた。 ユキオの兄タカオは子供向け特撮番組の怪獣の着ぐるみに入るスーツアクターだった。そのせいか足が炎症を起こし倒れてしまった。 BJの元に入院しているタカオにこっそりと会いにいったユキオはタカオの足が怪獣のように爛れているのを見て、 タカオがBJによって怪獣に改造されてしまったと思い込んでしまう。 BJは象皮病という奇病だと診断する。治療費が払えないと言うとピノコが怪獣ゴーラスのファンで着ぐるみを治療費に求める。 治ったタカオをBJが自宅まで送るとBJはユキオの前で大首領のまねをしタカオに花を持たせユキオの思い込みを解きほぐす。 |
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5-41 |
二つの愛 | うまいすしを食べさせること | 腕の移植 |
加山雄三のBJ TVアニメ化 |
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すし職人のタクは交通事故で両腕を切断してしまった。 加害者のトラック運転手:明は被害者であるタクのたっての希望で無罪になる。 タクの条件は自分の代わりに明の腕を自分のすし職人としての腕と同じにし、目の見えないタクの母親にすしを食べさせることを望んだ。 毎日タクの指導を受けようやくタクと同じすしを握れるまでになり、タクの母親にすしを食べさせることも叶えた。 そんな矢先、明は車に跳ねられ即死をしてしまった。タクは再び腕をなくし嘆いた。 明の妻はBJに明の腕をタクに移植することを望んだ。 手術は成功して、明の脳ではタクに生着した。 明の妻は夫の腕が生きていることに喜び、タクのすし屋に時々夫の腕を見にやってくるのだった。 |
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5-42 |
はるかなる国から | 無償? 手術室借り賃100万/時間と言っているが払ったのかは不明 |
心臓中隔欠損僧帽弁大動脈弁石灰化 | ||
心臓外科の権威:板台教授を頼って、スウェーデンから心臓病の手術をしに父親と娘:イングリッドがやってきた。 イングリッドは心臓中隔欠損僧帽弁大動脈弁石灰化という先天的な畸型で難しい症例だった。 時を同じくして板台を頼って九州から山田という父親と娘がやってきた。 イングリッドと同じ症例だったが板台はイングリッドより重傷という事と有名になれるチャンスとしてこれを断った。 山田はBJの噂を聞きつけBJに手術を依頼するが、やこの症例を手術した事がないので自信がないと断る。 板台はTVのインタビューでBJをコケにした。BJはそれを聞き頭にきて[4-33誤診]で登場した同窓生の医師に手術室を借り、 山田親娘の手術を条件:失敗しても諦める事と成功してもBJの名を出さない付で引き受ける。 BJは板台の手術開始と同時に自分も開始すると、板台に勝負を挑んだ。 イングリッドは手術の甲斐もなく死亡してしまい父親はイングリッドの遺骨を持って帰国した。 三ヵ月後、板台が町を歩いていると偶然にも山田親娘とであった。板台は娘が手術を受け治ったたのを見て驚愕する。 山田は約束を守りBJの名は出さなかった。板台はうなだれてしまう。 |
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5-43 |
白いライオン | 不明 | 白子の治療 メラニン色素を注入 | TVアニメ化 | |
BJの元にアフリカから日本の動物園に来た白いライオン:ルナルナの治療依頼が来た。 環境変化からのノイローゼと診断しBJはルナルナを預かる。 かいがいしく世話をするピノコを見てルナルナの衰弱の原因が人間に好奇の目で見られていた事によるストレスと診断する。 色素のない白子を治療することによって人間から遠ざけることが一番と嫌がるピノコに説得する。 動物園側にメラニン色素を注入する術式を説明しルナルナをこのまま死なせてしまうか見物客をがっかりさせるか二者択一を選ばせると助ける方を選ぶ。 ルナルナは普通のライオンと同じ色になって元気を取り戻していた。 BJ宛てに抗議の手紙が届くがピノコは手紙を処分しBJに子供から届いたというルナルナの絵を見せる。 絵には色の着いたルナルナが草原を駆け回っていた。ピノコが自分で描いた絵だった。 |
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5-44 |
電話が三度なった | 不明 | 弾丸摘出 | ||
BJに若い男から電話がかかってきた。 自分の母親が死んだのは高額な治療費が払えないためだったと言うが、BJの患者ではない。 逆恨みでBJを殺しに行く事とピノコを人質に取っていると告げる。 あと二回電話をかけるという、三度目は警察へ医者殺しの連続殺人の予告をするために。 二度目の電話がかかってきた後、BJは手術台の上に鏡を置いて手術の準備を始める。 手術着のまま家の外を歩いていると突然銃で撃たれてしまった。 そこへ男の姉が駆けつけてきた。BJにとどめを刺そおうとした弟とBJの間に姉は飛び込み弟に撃たれてしまった。 BJは急所は外れていたが重傷の身を引きずりながら男に手伝わせながら姉を手術する。 BJは自分を手術する番になり男に医者を殺せるチャンスと促すが男はBJの手術を手伝い自首の電話をかける。 |
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5-45 |
ピノコ還る | -100万円(たぶん) | 怪我の治療 | TVアニメ化 | |
留守中に空き巣が入る。ピノコが使いから戻ってきて空き巣と鉢合わせする。 空き巣の身の上を聞いたピノコは同情しBJからお金をもらい届けにいく。 BJのもとに世界医師会連盟より医師免許発行するとの連絡が入り会う約束をする。 ピノコが帰ってこないのを心配したBJはピノコを探しに行くが世界医師会連盟との約束の時間に食い込んでしまった。 空き巣男はピノコの持ってきたお金を使い切り当たり屋をするために車道に飛び出した。 車はBJの車で、空き巣男は車ではなく車道の反対側の木にぶつかって怪我をする。 ピノコの願い出空き巣男を治療し金を渡して出て行けと追い出す。 世界医師会連盟より医師免許の件は無しという電報が届く。 |
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5-46 |
アリの足 | なし | なし | TVアニメ化 | |
小児麻痺を患って歩けなくなってしまった少年は、傷つき歩くことも不自由になったアリが懸命に歩こうとしているのを見て、 リハビリの一環として同じ病気に苦しむ人の励みになればと広島から大阪まで歩く旅にでた。 途中偶然BJを見かけるが金の亡者という噂を聞いていたので蒸しをする。 少年は本間丈太郎の書いた身障者の記録の本を読んで自分も同じコースを歩く決心をしたのだった。 BJは少年の後を追い続け影から少年を手助けしていた。 三度少年はBJに会うとBJは歩くコースの本に書いていない事を詳しく語る。 かつてBJが本間に手術してもらった後BJ自身が歩いたコースだったのだ。 少年はBjにもっと詳しく聞こうと思ったがBJは去っていった。 くじけそうになったとき少年の足元には傷ついた一匹のアリがゆっくりと歩いているのを見つけた。 少年は大阪まで自力でたどり着いた。 |
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6-47 |
針 | 不明 | 病気は不明 折れた針を探す | TVアニメ化 | |
BJは患者の指名で一般の病院で呼ばれ偶然BJの恩師の一人山田野医師に出会う。 山田野は「人間のからだをあなどっちゃいかん」とBJに説教する。 BJは患者の手術が終わり病院を後にしたが途中地震に見回れる。 心配になり病院に戻ると、先程の患者が点滴の針が折れ患者の血管に入ってしまった。 あらゆる手段を使い針を取出そうとしたがついに針を見失ってしまった。 それから4,5日後病院から連絡があり、針が同じ場所の動脈から出てきたと伝えられた。 BJは愕然とした。その時山田野医師の言葉を思う出されたのだった。 |
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6-48 |
灰色の館 | 一億五千万円 | 火傷の治療と全身の整形 | 加山雄三のBJ | |
大きな西洋風の館に住む女性主から手術の依頼を受けた。 患者は女性の兄で全身にやけどを負い言葉も話せない状態で地下に換金されていた。 手術中にBJは患者の後頭部に殴られた後のあるのを発見し兄妹の間に何かあると思う。 ホテルの従業員にあの兄妹の事を聞くと仲が悪く兄の方が急に行方不明になったという。 長期間の手術もあと一週間となり、兄もほぼ自分の事はできるようになっていた。 BJが妹から事情を聞きだすと、残忍な兄の仕打ちにカッとなった妹は兄の頭を壷で殴り死んだと思った兄を焼却炉に入れたが、 兄は焼却炉の中で息を吹き返し火だるまになって出てきた。兄を地下室にかくし内緒で世界中の医者に診せたが治らなかったのだった。 BJは兄が元に戻れば彼女を殺す、逃げるように諭すが、兄はバーナーを持って二人の前に立ちはだかった。 復習に狂った兄は妹の顔をバーナーで焼き、更に屋敷に火をつけた。BJは火に包まれる館を泣き叫ぶピノコと共に脱出した。 |
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6-49 |
化身 | 50万ドル | 人間の肉体に馬の脳を移植 | ||
牧場主の息子トミーと競走馬プロミネンスは兄弟のように仲がいい。 トミーはいつものようにプロミネンスの恋人である牝馬とデートさせた帰り、 馬だけを殺すように依頼を受けた何者かが、トラックで馬だけでなくトミーもひき逃げに遭ってしまう。 その結果トミーはすでに脳死に近い状態で、プロミネンスは足を3本折っていた。 トミーの父:ベンソンはBJにトミーの手術を依頼するが状態を診たBJは脳を入れ替えない限り無理だというと、 ベンソンは脳を交換してでもトミーを生かしてくれと頼む。 BJは脳を入れ替えたトミーが別の人格になる事と文句を言わせない誓約書をとり手術を承諾する。 BJはプロミネンス診ると引き取り病院に運ぶように指示をする。 1年後トミーは戻ってくるが、物も言えず、文字も書けないとBJは告げる。 ベンソンは誰の脳と変えたのか聞くがBJは聞かない約束だといって答えない。 トミーは馬馴らしが天才的だといわれる。 ある日とミーは牧場で働く二人の男達を見ると怒りがこみ上げ二人をいきなり蹴り挙げる。 その時のしぐさがプロミネンスとそっくりであったため彼らはトミーの脳がプロミネンスだと気が付きベンソンに話しに行く。 ベンソンは銃を持ち出しトミーに向けるが、どうしても撃つ事はできない。 トミー=プロミネンスは彼の恋人馬と一緒に牧場を去っていくのだった。 |
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6-50 |
ブラック・クイーン | 無料 | 両足骨折 | ||
女医:桑田このみは冷酷なメスさばきから女版BJ「ブラッククイーン」とあだ名されていた。 ある日恋人にその話をされ外科医をやめるように言われた。このみはやけ酒を飲みBJと偶然に出会う。 Xmasイブ前日、恋人が交通事故に遭いこのみの勤める病院に運ばれてきた。 足がの骨が砕け誰もが切断するしかないと診断する。好みは恋人の足を切断する事ができずにいた。 そんな時BJがクリスマスプレゼントを持って彼女の元を訪れる。 話を聞いたBJは鎮静剤だとウソをつき睡眠薬を飲ませ彼氏の足を切断せずに手術する。 このみが目を覚まし時、手術は終了していてBJはすでに立ち去った後だった。 恋人の足を切断せずに治したのはBJ以外にありえないとこのみは感謝をするのだった。 |
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6-51 |
ちぢむ!! | 無料 | |||
BJはアフリカで医療活動を行う戸隠医師に呼ばれた。 そこでBJは成獣であるライオンが猫ぐらいの大きさに縮んでしまう奇病を見せられた。 この奇病は動物だけでなく人間までも縮んでいき1/2〜1/3ぐらいに縮むと死に至るという病気だった。 戸隠自身もこの奇病に感染していてすでに縮み始めていた。 ピグミー族の様に体が小さくなった戸隠の甲状腺に放射性物質を埋め込む手術をしたが戸隠は30cmほどに縮んでしまった。 BJは草食動物達が縮んで死んだ仲間を食べているのを見て免疫血清を思い付き、 死んだ動物から血清を作り戸隠に投与しようとするが既に時遅く戸隠は「これは神の警告だ」と言い残し息を引き取った。 この病気が神のなせる業ならば「医者はなんのためにあるんだ」と怒りに震えBJは天に向かって叫ぶ。 |
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6-52 |
えらばれたマスク | 7000万円 | 整形手術 | ||
BJの事を「黒男」と呼ぶ男から電話がかかってきた。 BJはうろたえ電話の男は妻の蓮花(れんか)を手術して欲しいと依頼する。 男の指定した場所に行くと、そこにいたのはBJの父親だった。 蓮花はレブラに侵され病気は治ったものの顔は元にはならなかった。 BJは母親と自分を捨てた理由を父親に問い詰める。 親子元に戻ろうとする父親をBJは許してはいなかった。 BJは蓮花の手術をビジネスとして7000万円の手術料で引き受ける。 父親は世界一の美女にするように要求し承諾するBJだが、 手術の最中にBJは「母をまだ愛していますか?」の問いに父親は「愛してはいない」との返事をした。 1ヶ月後蓮花の包帯を取るとそれはBJの母親の顔であった。 母親の事を今は全く愛してはいないと言った父親への復讐であった。 |
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6-53 |
のろわれた手術 | 4000万円 | 怪我の治療 | ||
1500年前のミイラを発掘した学者達が3人落盤事故で重傷を負う。その後彼らを治療しようとした医師達は次々と事故に遭った。 ミイラの祟りだと恐れられ、とうとうBJの元に治療の依頼が来る。 BJは依頼人に3000万円の治療費を請求して断られる。 1週間後再び依頼が来るが、BJは4000万円と値上げをして手術を引き受ける。 ミイラに興味をしめしたBJは病院にいく前にミイラを見に行く。 ミイラは事故の傷もそのままになった若くして死んだ女性だった。 病院に着くと祟りはBJの身にも降りかかってきた。 BJの四人を手術室へとの指示に関係者は驚く。BJは一緒にミイラの傷の治療も行うと言うのだった。 何か起こるかもと皆は心配したが手術は何事も無く終った。 帰り道BJは突風によろけ、上から落ちてきた鉄骨にあたらずにすんだ。 まわりにいた人たちは「不思議な風だ」と言うがBJは「ばかばかしい」と立ち去る。 |
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6-54 |
なんという舌 | 不明 | 腕の移植 | TVアニメ化 | |
BJは珠算コンクールの観客席で一人の少年:村岡を見つめていた。 村岡は準決勝を勝利し決勝戦に進む前の休憩時間にBJに手を付け替えてくれてありかとうと感謝をのべる。 しかしBJは付け替えた腕は10分以上の長い運動には耐えられないという。 かくして決勝戦が始まった。 時は戻り、BJの元に連れて来られたサリドマイド児の村岡という少年は舌を使ってソロバンを算盤を使うことが天才的だった。 BJは天才ではなく訓練によるものと言うが、 しかし、周囲の嘲笑に耐えられなくなった村岡はソロバンをやりたくなくなってしまった。 村岡の才能を惜しんだ先生はBJに手を付け替えてほしいと頼む。 そして事故死した少年の手を村岡に手術したのだった。 珠算決勝戦で、村岡の手は限界に来ていた。村岡はついに舌を使ってソロバンをはじき出した。 一時中断する試合であったが、村岡の先生は村岡の過去を会場の皆に話す。 観客も審査員も心を打たれ試合は続行されたのだった。 |
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6-55 |
イレズミの男 | 不明 | 腎臓ガン | ||
BJは大学の法医学標本室に呼び出された。 行くと中には以前7000人の配下を持つやくざの親分:香取の息子:洋一が待ち受けていた。 洋一は標本の人間の刺青の入ったなめし皮を見ながらBJに問う。 香取は腎臓ガンを患っていたが全身に入った刺青に傷をつけたくないと言い張り手術を拒んでいた。 香取の妻はBJに依頼をした。その際の約束は体中にある刺青には傷を付けない事だった。 当初BJは無理だと渋るが妻は刺青より夫の命を優先させた。 手術を覗いていた子分の話ではとメスを入れたという。 そして何年か経ち香取は亡くなり、洋一はBJが父親を裏切ったかどうかを確かめようというのだった。 標本降ろし傷跡を探すがそこには一切の傷が残っていなかった。 BJは傷が残らない様に皮膚割線に沿って切るという高等技術を用いていたのだった。 しかし洋一は切った事には代りがないというが、その時刺青の片隅に「BJ先生よ ありがとう」と彫られているのを見つけたのであった。 |
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6-56 |
水頭症 | 不明、借用書のみ | 水頭症 | ||
BJは知人:手塚医師の病院に用があって来ていた。 帰ろうとしたところ、病室で院長の物まねをして笑わせている少年:洋一に目を留めた。 BJに洋一は水頭症に冒されていて手術をすれば一生白痴状態で過ごさねばならず、手術をしなければ2年ほどの命であるとしる。 BJは洋一に病状の事と手術をした場合の事を告知するが、 チャップリンを尊敬している洋一はこの病気のまま死ぬまで人を笑わせるのだとBJに話す。 死を前にして落ち着いている人間に腹の立ったBJは洋一への手術法を研究する。 手塚に手術方法を伝えるが手塚は自信がないという。 その会話を聞いていた洋一はBJを呼び出すために得意の物まねを使ってBJを病院まで呼び出す。 そして治って芸人になったら一生をかけても手術代を払うというからと約束をして手術してくれと頼むのだった。 |
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7-57 |
シャチの詩 | 真珠をたくさん | 怪我の治療 | アニメではトリトンは生きていま す | TVアニメ化 |
ピノコと二人で海岸を散歩するBJ。海岸で真珠を拾ったピノコはBJから昔の事を聞く。 海辺の丘に開業したばかりで患者が一人も来ない時この海岸を散歩していたら傷だらけのシャチが打ち上げられていた。 BJはシャチの傷を治療してやってから2・3日後、シャチはお礼のつもりか真珠を咥えてやって来た。 その後も怪我をすると治療の代金代わりに真珠や珊瑚を持ってきていた。 そんなシャチにトリトンと名前をつけてBJは友達として患者として付き会っていた。 ある日トリトンはモリで刺された怪我をしてきていた。 街中でシャチが漁場荒らしをしている噂を聞き、BJはトリトンの事だと思った。 BJはトリトンに漁場荒らしのシャチ退治の事を話し別れを告げた。 一ヵ月後、漁師達はシャチ退治を決行した。 BJはトリトンの事だと思い海岸に行くと血まみれになったトリトンがいた。 いつものように真珠を咥えたトリトンに治せないと言いその場を去ったが、毎日真珠を咥えやってきていた。 数日後トリトンは真珠に囲まれ死んでいた。 BJはピノコに「人にこんな話をするな」と言い含めて海岸を後にする。 |
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7-58 |
スター誕生 | 不明 | 整形手術 | ||
主演女優賞を受賞した杉並井草はBJに熱をあげていた。 芸能記者達も恋愛をしているのではとスクープを物にしようとしていた。 ある日杉並はBJの屋敷が見える別荘にやってきていた。 マネージャーの及川は井草の意中の人がBJだと予想していたが、井草の顔がBJによって整形手術を受けたことに驚く。 及川は恋愛よりも整形のことがばれることの方を気にしていた。 ある日井草はBJの屋敷に一人訪れた。 BJはここに来ない約束をしたことを言うが、井草は初めてBJの下に来たことを話し出す。 女優になるために上京してきたが十人並みの顔を整形してほしいとやって来た。 BJはうまれ持った顔の方が美しいと諭し国に帰るように言った。 しかし井草は国には帰らずに芸能プロに入り社長に認められ整形手術を勧められた。 この時もBJは作り物の顔にすることを拒否したが、二度とBJの前に現れないことを条件に手術した。 そんなBJの家には井草の整形前の写真が飾ってあった。 「その娘はもう死んだ」とBJが言うと井草は首をうなだれた。そこへ及川がやって来た芸能記者が別荘に来ているという。 後日及川から井草の別荘に呼び出されたBJは及川にBJさえいなければと殺されかけるが井草に止められる。 数日後井草は今度の映画を最後の最後に女優を引退することを発表。 |
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7-59 |
コルシカの兄弟 | 二千万円(二人分として請求) | 内臓破裂 | ||
サーカスを見に行ったBJとピノコ。 サーカスの演目中に一卵性双子の兄弟ヤオとタンが失敗しタンが大怪我を負った。 偶然居合わせた医者がBJを見つけると助けを求めてきた。サーカスの団長も一千万出すという。 ヤオはタンが死ぬと自分も死ぬと騒いでいた。 団長に聞いてみると、この双子は養子で片方が怪我をするともう片方も同じところにミミズ腫れができるという。 BJはそのことを信用せずにタンの手術を行う。タンが開腹されるとヤオの腹にも傷跡ができのた打ち回るしまつ。 そのことを聞いたBJはヤオを殴り飛ばし失神させる、と同時に今度はタンの呼吸が止まってしまう。 BJはヤオを起こすと一卵性の双子ではなく団長が引き取ったときは三つ子であったと打ち明ける。 なのになぜ二人は死ななかったのか、と死ぬ心配はないと諭すとヤオの腹の傷は消えていった。 タンの手術は無事に終わり、ヤオはタンのお礼をBJに言いに来たとき、ヤオは三人目の名前をBJに尋ねた。 しかしBJは何のことか分からないととぼけ去っていった。 |
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7-60 |
オオカミ少女 | 無償 | 整形手術 | ||
BJはとある外国に来ていた。その国の政治家を治療したが治ったとたん亡命してしまったため、BJも反逆罪として負われてしまった。 山を逃げ回り疲れ果てて倒れているところを一人の少女に助けられた。 少女はウルフスラッケン(狼咽といいあごや唇が分かれたままうまれてきた奇形)だった。 BJは助けてくれたお礼に少女を治してやったが、町に下りないとの条件付で。 三ヵ月後少女の包帯が取れると少女は町に下りたがるようになった。 BJは国の政治状況がよくないため降りることを拒絶したが、少女はBJに黙って出て行ってしまった。 少女は国境付近まできて撃たれてしまう。 BJは借りは返したと小屋を後にすると山間に木霊した銃声を聞く。 |
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7-61 | ハローCQ | 四千万百円 | ジュン:筋ジストロフィー トム:視力回復 |
TVアニメでは無線から チャットになっていました。 |
TVアニメ化 |
ジュンは足が不自由で車椅子の生活を送っていた。 そのために無線が趣味でニュージーランドにいるトムと更新仲間となる。 しかしジュンは足が悪いことを隠しいつも野球をやっているとウソをついてきた。 母親は父親に相談しBJに見せることを決める。 一方トムは日本に来ると言う。ジュンはウソがばれるのがいやで駄々をこねる。 BJがジュンの足を診察すると四千万円を請求したため手術を断った。 ジュンは日本に来るトムというトムに絶交を伝える。 ある日BJから手術代を100円に負けるから来いと連絡が入る。 BJの下にいくとBJは「ある金持ちに話したら費用を全て出す」という。 その社長は若くして父親の会社を継いだが幼い頃受けた眼の怪我のため目が見えなくなった。 BJに治してもらいに日本に来たのだという。 ジュンの足のせいで友情を失ったことを社長にすると、その失った友情のかけがいに手術費用を持つということだった。 ジュンはなぜ自分の為にとBJに問うと直接聞いてご覧とトーマス・モリソン社長を紹介する。 モリソンは自分がトムであることを打ちあけた。 社長に就任してから初めてできた友達がジュンであったこと、自分も目が見える振りをしていたことをジュンに謝る。 |
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7-62 |
ピノコ・ラブストーリー | 不明 | 胆管拡張、但し左右逆 | ||
字もろくに書けないピノコはBJに文字を聞きながらラブレターを書いていた。 BJは誰に出すのかとしつこく聞くがピノコは答えてくれない。ピノコが手紙を出すのをBJは後をこっそりつけた。 手紙を出し終えたピノコは公園で知り合った男の子とデートの真似事をしていた。 家に戻ってきたピノコはBJに大きくして欲しいと頼むがBJは跳ね除ける。 ピノコは部屋に戻ると細長く見える鏡で自分を映して悦に入っていた。 ある日急患が運ばれてきた。ピノコと公園で遊んでいた男の子だった。 腹痛を訴えた男の子に聴診器を当てると心臓の位置が右についていた。 精密検査を行うとなんと内蔵全てが左右逆についていたのだった。 何とか胆のうというところまで突き止めたがさすがのBJも左右逆の手術は初めてだった。 開腹してみると血管や神経も全て逆であった。 BJがやりにくい手術を続けているとピノコは鏡を持ってきた。 その鏡は内臓を左右逆をさらに逆に映し正常な像を作っていた。手術は無事終わった。 後日BJ宛の手紙の中にピノコの出した手紙が混じっていた。 BJは戻ってきたと思ったがそれはBJ宛のラブレターだった。 |
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7-63 |
地下壕にて | 無償 | 壁堀 | ||
最新ビルを作った社著は取引先の社長達を呼びビルの機能を説明していた。 そこへBJは手術料五千万円の請求に来たが社長はビルを建てたので金がないという。 社長は強引にBJをビルの説明会に誘った。地下施設に入り火災、耐震の模擬試験を行った。 操作した専務は報告のため社長のいる部屋に入ってくるとシャッターが下り始めた。 その性能に他の社長達も感心したがいざ外に出ようとしても操作をした専務まで部屋の中にいたので閉じ込められてしまった。 絶望をしていると専務が方法を思いつく。壁の中にある配線を切断することだった。 BJはいつも持ち歩いているメスを三本取り出した。BJは闇雲に穴を開けようとする者たちを押しとどめ壁を打診し始める。 皆は助けてくれれば大金を払うと言うが、気持ち半分で打診するBJをバカにしていた。 音の違う箇所を見つけたBJは集中してその場所を掘ると配線が出てきた。その配線を切るとシャッターが開く。 しかし社長達はお金の話になると口ごもるだけだった。 |
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7-64 |
デベソの達 | 不明 | ヘルニア | ||
さえない男:三角達吉はたった一人でゴルゴサウルスの化石を発見し発掘をしていた。 作業中急に達吉は転げまわるほどの腹痛をおこした。達吉の上司である伴はBJの下に連れて行った。 達吉は臍ヘルニアで元にもどらない危険な状態であった。手術費を三百万円請求すると伴は払えないと怒り出す。 達吉の身の上を話す伴。子供の頃から知恵も遅れデベソをからかわれていた。 しかし達吉は化石を見つける才能に恵まれていた。その才能を活かすために伴教授の下にやってきたのだった。 今掘っている化石の保管費用を手術代にもらうとBJは達吉を手術する。 麻酔から醒めた達吉は化石を掘るといって聞かない。折から激しくなった雨の中を抜け出して化石を堀に行ってしまう。 見つけたときには達吉は縫い合わせたばかりの腹が破れ失血のため虫の息だった。 達吉の遺言「死んでも化石のそばにいたい」と言う願いどおり復元の終わった化石の脇に人間骨格標本として寄り添うように展示されていた。 |
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7-65 |
おばあちゃん | 三千万円 | 脳溢血 | 劇場版:平安遷都 | |
BJが車で走っていると故障車の家族が助けを求めた。 この主人はBJの事を自分の母親から聞いてしっていた。母親は日本にいる名医はBJと甚大教授だという。 母親は常に息子夫婦に小遣いをねだりそのお金も貯金している様子はなかった。 BJは甚大教授が気になり伝を使って調べると、すでに20年前に他界しており 名医で変人の一匹狼タイプそして高額の医療費を請求していた。まるでBJと同じだった。 BJは話を機器に甚大の家を訪ね婦人に会いにきていた。 そのころ外出した母親の後を息子はつけていくとそこは甚大の屋敷だった。 母親は甚大婦人に最後の支払いですと言ってお金を支払い屋敷を後にした。 甚大婦人はBJに先程の母親の事を語ってきかせる。 息子が赤ん坊のときにニーマン・ピック病にかかり甚大が完治させた、その時の治療費が千二百万円。 母親は一生かかってでも払うと言い甚大が亡くなった後も払い続けていたという。 そのことを盗み聞きしていた息子は母親の深い愛を知り母親を追いかける。しかし母親は道端で倒れていた。 BJも後を追いかけてきて母親が脳溢血だと診断し甚大の屋敷に運び込む。 息子はBJに母親の主治医になるようにお願いすると、助かる見込みは10%、もし助かったら三千万円を請求する。 息子は一生かかっても払うと約束をする。BJは「それを聞きたかった」という。 |
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7-66 |
ガス | 無料 | 開腹 | ||
風邪ぎみのピノコはBJのカバンの中からカプセル状を勝手に取り出し飲んでしまった。 BJはカプセルが無くなっているのに気が付きピノコに聞くと飲んでしまったという。 このカプセル状はBJが自殺しようとした患者から取り上げた青酸カリだったのだ。 カプセルは飲んでから一時間で溶け出す、既に30分が経過していた。 BJは大急ぎでピノコを手術するが位置が変わってしまい場所が特定できない。 BJは探すのは無理と踏んで逆の発想をした。見つけるのではなく押し出すことだった。 腸にガスを送り肛門部で切開しカプセルを取り出した。膿盆にカプセルを落とすと間一髪崩れ落ちた。 麻酔から醒めたピノコはガスを注入したためおならが出るのを恥ずかしがっていた。 |
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